×

【移籍】中村敬斗の獲得を狙うベシクタシュ会長が語った補強ポイントとは? トルコ大手TV局が報じる

中村敬斗 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

トルコの移籍期間は9月12日まで。

 トルコ1部ベシクタシュJKがこのほど、フランス2部(リーグ・ドゥ)スタッド・ランスのサッカー日本代表FW中村敬斗(Keito NAKAMURA)の獲得に向けて、正式オファーを提示したという。様々な噂が飛び交うトルコだが、フランスの大手『レキップ』が8月21日に報じており、その情報の信憑性も高そうだ。さらにトルコ大手テレビ局『NTV』もこの中村の件について、このほどレポートした。

 同テレビ局は、ベシクタシュのセルダル・アダリ会長が今夏語っていて補強ポイントの優先事項に言及。これまで「両サイドバック」を求めていると言ってきたそうだ。そうしたなかで、中村に移籍金1500万ユーロ(約26億円)での完全移籍のオファーを提示したそうだ。

 中村の主戦場はサイドアタッカーである(トップ下やFWにも対応)。ただ、4-2-3-1を基本システムとしてきたベシクタシュだが、直近のFCローザンヌ・スポルトとのカンファレンスリーグ・プレーオフ第1戦では3-4-2-1を採用して、1-1で引き分けている。

 日本代表のように、中村はウイングバックでもプレー可能である。もしかすると、そのあたりも見据えて候補に挙がっているのだろうか。

 フランスなどヨーロッパトップリーグの移籍期間は9月1日までとなっている。しかしトルコはインターナショナルマッチウィーク明けの9月12日まで開いている。

 スタッド・ランスには医師の診断書が提出されており、中村はチームに帯同していないと現地で報じられている。中村のブランクがこのまま長引けば、日本代表への招集やプレーにも影響してくる。

 スタッド・ランスはあくまでも「病気」で、中村はチームに帯同できずにいると発表している。一方、中村は自身のインスタグラムでスタッド・ランス時代の写真を全て消去しており、軋轢が生じているのは確かだ。

 北中米ワールドカップ(W杯)まであと10か月、中村は香川真司もプレーしたトルコ名門を選択するのだろうか?

関連記事>>【移籍】ベシクタシュが中村敬斗の獲得へ「正式オファー」! 香川真司もプレーしたトルコ名門、移籍金は『25億円』

 5大リーグの移籍マーケットはデッドラインデーが近づいている。これまでのところ、他クラブの噂は立っていない。