【移籍】ベシクタシュが中村敬斗の獲得へ「正式オファー」! 香川真司もプレーしたトルコ名門、移籍金は『25億円』
中村敬斗 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
果たしてスタッド・ランスは交渉に応じるのか!? 本人の希望は?
トルコ1部ベシクタシュJKが8月21日までに、フランス2部(リーグ・ドゥ)スタッド・ランスのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW中村敬斗(Keigo NAKAMURA)の獲得に向けて、正式オファーを提示した。果たしてスタッド・ランスが交渉に応じるかどうか……!?
2部に降格したスタッド・ランスだが、昨季1部リーグでキャリア最多となる11ゴールを記録した中村はジャパンツアーにも帯同しなかった。クラブは「病気」が理由と発表し、医師の診断書も届いているということだった。
ただし、中村は自身のインスタグラムで、伊東純也や関根大輝らとのショットなど、スタッド・ランス時代の写真を全て消去している。クラブと何か問題が起きている――。それは間違いなく、様々な憶測が広がった。
北中米ワールドカップ(W杯)まであと1年、中村はトップリーグでのプレーを希望していると推察されてきた。
スタッド・ランスのマチュー・ラクール・ゼネラルマネージャー(GM)は『レキップ』のインタビューで、「連絡が取れずにいます。何かがあるのは確かです」「ナカムラは残るでしょう。短期的にはプレーできないかもしれませんが、中期的にそうならないことを願っています」と語っていた。
そうしたなか『レキップ』は8月21日、「サプライズのオファーがあった」とトルコ名門からスタッド・ランスに“正式オファー”が舞い込んだと報じている。
移籍金は1500万ユーロ(約25億円)。2023年以降、スタッド・ランスにとっては「最高額」であり、この提案を却下するのは難しいのではないかと見ている。
とはいえ、スタッド・ランスとしては、伊東純也ら多くの主力クラスをすでに今夏放出していて、中村を1部復帰への重要な戦力と捉えていた。北中米W杯に日本代表として出場できれば、さらに価値がアップする可能性も高い。
もちろん、クラブと「何か」があった中村が、このまま心身ともに最高の状態を取り戻して、再びスタッド・ランスに加われるのかどうかも読めないところ。
スタッド・ランスがこの交渉に応じるのか、そして中村もトルコリーグでのプレーを望んでいるのか。その2点がクリアされれば、一気に話が進展する可能性もある。むしろ、その移籍金を生かし、スタッド・ランスが新たな日本人選手を獲得することもあるか。
関連記事>>中村敬斗どうなる!? スタッド・ランスGMはすでに移籍金で約70億円確保、再建へ「2年計画」を打ち出す
香川真司もプレーし、熱狂的なサポーターを魅了した。あのベシクタシュのユニフォームを、中村が着る日が近づいている!?