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香川真司「7月15日」までに決断か。ベシクタシュに『最終期限』を伝える

香川真司 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

スペイン行きの夢は諦めず――。

 日本代表MF香川真司が7月15日までに新天地に関する何かしらの決断を下すことになるか――。トルコ1部リーグのベシクタシュJKの情報に詳しいトルコメディア『フォトマック』がこのほど、香川とベシクタシュの交渉についての新たなレポートを掲載している。

 ボルシア・ドルトムントと2020年6月まで契約を結んでいる香川だが、リュシアン・ファーヴル監督のもと、事実上、戦力外の扱いを受けて、クラブもこの夏の退団を容認しているという状況に置かれている。そんななか、今年2月から5月まで期限付き移籍で在籍したベシクタシュが、香川に完全移籍での獲得の打診をしている。

 その状況下で同メディアは、香川サイドがベシクタシュに対し、最終決断を下すために「7月15日まで時間をください」と伝えていると報じた。つまり、ベシクタシュに対する回答について、最終期限を設定したというのだ。

 香川はスペインでプレーすることを目標に掲げており、これまでのところレアル・ベティスが年俸1億円で獲得を検討していると言われる。一方、ベシクタシュは年俸2億4000万円と倍以上の条件を提示している。

 現状では、香川への「正式オファー」はベシクタシュのみがしているようである。ただ、報道されていないだけで、ベティス、さらに他のクラブからも獲得の手は挙がっているのか。

 同メディアは「新たに獲得を申し出るサプライズチームが現れなければ、ベシクタシュは香川と正式契約を結ぶことに期待している」と記している。

 ベシクタシュとしても、香川を獲得できなければ、その資金を活かして別の選手の獲得に動くためには時間も必要だ。あるいは新たなる資金調達に動く必要が出てくるかもしれない。そう考えると、確かに15日はギリギリのタイミングになるか。

 香川は7月9日に成田空港から出発する様子をSNSのインスタグラムで伝えていた。スペインに向かうのか、トルコに帰還するのか、あるいは再びドイツで戦うのか、はたまた別の国か(イングランド実質2部のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCも興味を示していると伝えられる)。まず”7月15日”までに、一つ重大な決断が下されそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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