【リバプール】スロット監督が遠藤航の先発起用を”ほぼ”明言「カップ戦に出てリズムを掴んでいる」。明日カラバオ杯、菅原由勢のサウサンプトン戦
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
約1か月半ぶりのスタメンに。一方、キエーザの起用については…。
[カラバオ杯 準々決勝]サウサンプトン – リバプール/2024年12月19日(現地18日)/セント・メアリーズ・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ リバプールFCのアルネ・スロット監督が12月17日、翌日に行われるカラバオカップ(イングランドリーグカップ)準々決勝、サウサンプトンFC戦に向けた記者会見で、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF遠藤航(Wataru ENDO)の起用について言及した。
スロット監督の就任した2024-25シーズン、遠藤はこれまでカラバオ杯の2試合のみ先発出場している。プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では8試合に出場しているものの、いずれも試合終盤のクローザーとしての起用となっている(通算出場時間は両コンペティションで計22分)。
それだけに監督解任劇のあった菅原由勢の所属するリーグ最下位のサウサンプトンを相手に、遠藤の先発起用が期待されるところだ。
出場機会を得られずにいる遠藤航のチャンスについて問われると、スロット監督は「それがリーグカップのポジティブな点です。多くの選手が先発で出られずにいます。ワタ・エンドウ(遠藤)もまだ十分にプレーできていません。リーグカップでプレーすることで、リズムをつかむことができています」と、先発起用を“ほぼ”明言した。
一方、フェデリコ・キエーザの起用についてオランダ人指揮官は次のように語っている。
「彼が出場時間を得ることは期待できます。ただ90分は難しい。(出られずにいる)全員がスタメンで出られるとは言えません。バランスを取る必要があります。彼は出場時間を得るでしょう。先発かどうかは、今日決めます」
今季加入したサイドアタッカーに関しては、ベンチスタートもあり得るというニュアンスだった。
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イングランドでは、年末年始も連戦が続く。それだけに、どうやら消耗の激しいセンターハーフでは、遠藤が10月30日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC以来となる先発のピッチに立ちそうだ。