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【PHOTOギャラリー】セルビア戦前日、なでしこたちが見せた“素顔”の表情(16枚)

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ヨーロッパ遠征2連戦、25日2:45キックオフ。

[親善試合] 日本 – セルビア/2022年6月25日2:45/Sportski Centar Fss

 日本女子代表(なでしこジャパン)がセルビア女子代表と対戦する。女子ワールドカップ予選でドイツを下していて、今勢いに乗っている。

 昨年11月のオランダ遠征では無得点に終わった日本は、相手選手から「怖さがない」と言われた。田中美南(INAC神戸レオネッサ)は「FWとして怖くないと言われるのは悔しいけど、一方で『そりゃそうだな』と思う部分もあった」と語っている。

 求められるのはゴールだ。

「相手を抜き切らなくても足を振ったり、シュートレンジを広く持って隙を逃さないことが大事。FWなので縦パスを要求していきたい。後ろに戻してサイドに振るのも大事ですが、怖いのは“タテ”の選択になるので」

 田中はそのようにリスクをかけることが大切だと語る。

 前日練習の自由時間には、菅澤優衣香、猶本光(ともに三菱浦和レッズレディース)、植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、遠藤純(エンジェル・シティFC)、林穂乃香(AIKフットボール)らはシュート練習、成宮唯、三宅史織(INAC神戸レオネッサ)、高橋はな(三菱浦和レッズレディース)、長野風花(マイナビ仙台レディース)、三浦成美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)らはフィジカルコーチを相手に対人の際の身体の当て方などを確認するなど、各々のメニューに取り組んでいた。

 なでしこジャパンの選手たちは引き続き厳しい感染症対策のなかで活動している。そのなかでダウンの時間は貴重なコミュニケーションの場。コンディション調整を行いながら、近いポジション同士でプレーを確認したり、談笑したりとオンオフを素早く切り替えていた。

 女子W杯に向けて、できるだけ多くの収穫を得たい。

[取材・文・写真:早草紀子]

【欧州組合流、浦和やINACなどWEリーグ勢…(16枚)】

Posted by 早草紀子

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