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【移籍】菅原由勢のブレーメン加入が正式決定、週末レバークーゼン戦さっそく先発の可能性大。チーム事情は…

菅原由勢のブレーメン加入が決定! ※ブレーメン公式サイトより

複数の長期離脱者に加えて、キャプテンと右サイドバックも負傷。菅原が救世主になるしかない!

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンは8月26日、イングランド・チャンピオンシップ(2部)の日本代表DF菅原由勢(Yukinari SUGAWARA)を期限付き移籍で獲得したと発表した。来夏までの期限付き移籍で、買い取りオプションが付帯されている。

 ペーター・ニーマイヤー・スポーツ担当責任者は「ユキナリがヴェルダーを選んでくれて大変嬉しく思います。プレミアリーグとオランダ1部リーグで、ヨーロッパでの経験も豊富です。AZアルクマールでは200試合近く出場しています。すぐにチームに貢献してくれると確信しています」と歓迎している。

 また、ホルスト・シュテッフェン監督は「ユキナリは高いレベルで実力を発揮してくれます。スピードを備えたタフな右サイドバックで、サイドの他のポジションもこなせます。話し合うなかで非常に前向きな姿勢とメンタリティを示してくれました。チームにとって素晴らしい戦力になると確信しています」と語っている。

 チームはDFBカップ1回戦で2部アルミニア・ビーレフェルトに0-1で敗れ、さらにブンデスリーガ開幕のアイントラハト・フランクフルト戦で1-4の大敗。最悪のスタートとなっている。

 しかもミッチェル・ヴァイザー(十字靭帯断裂)、マクシミリアン・ヴェーバー(筋肉損傷)、オリヴィエ・デマン(足首外側骨折)、アモス・パイパー(股関節損傷)、イェンス・スタージュ(足のストレス反応)が長期離脱中。加えて開幕戦を経て、キャプテンのマルコ・フリードル、右サイドバックのユリアン・マラティーニが負傷し、次節は欠場する。

 ブレーメンは8月30日、ホームでバイエル・レバークーゼンと対戦する。チーム状況を踏まえると、菅原がさっそく先発する可能性が高い。

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 チームは大ピンチだが、菅原にとってはチャンスに。ブレーメンの救世主になるしかない!