【FC東京 2-1 浦和】後半一転、マルセロ・ヒアン2発で逆転! レッズは小森飛絢アシスト、金子拓郎が見事に先制したが…
浦和は金子拓郎が先制したが……。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA
2試合連続での後半逆転負け。東京は準決勝で町田と対戦へ。
[天皇杯 準々決勝] FC東京 2–1 浦和/2025年8月27日19:00/埼玉スタジアム2002
天皇杯準々決勝、FC東京が浦和レッズに対し、マルセロ・ヒアンの後半の2ゴールで、2-1の逆転勝利を収めた。浦和は幸先良く金子拓郎が先制点を決めたものの、公式戦2試合連続で後半の逆転負けを喫した。
浦和に加入後、公式戦6試合・5ゴール、5試合連続得点を決めていた小森飛絢が負傷明け、さっそく先発で復帰を果たす。するとこのセンターフォワードが機能。FC東京のアレクサンダー・ショルツ相手にもしっかりボールを収めて起点になる。
そして42分、FC東京の横パスのミスを拾ったサミュエル・グスタフソンが機転を利かせ、ダイレクトで縦パスを放つ。相手の足に触れながらもつながった小森が持ち込み、右サイドへスルーパス。金子が左足で合わせて、ゴール隅へ突き刺した。
試合は1-0と浦和がリードして、後半に突入。
全体的に動きが重く連動しないFC東京はハーフタイムを挟み、バングーナガンデ佳史扶、俵積田晃太を投入。これで全体が活性化すると52分、浦和の守備が緩くなったところを見逃さず、下がりながらマルセロ・ヒアンがペナルティエリアを出たところからショット! これが決まって、追い付いてみせた。
浦和は相変わらず、ポケットなど危険地帯でボールを奪いに行くアクションを起こせない。
さらにFC東京は仲川輝人を投入。対する浦和はケガ明けの小森をベンチに下げて関根貴大を投入。その3分後の65分だった。
あるセロ・ヒアンがこの日2点目を決めて、FC東京が逆転に成功した。
結局、浦和のマチェイ・スコルジャ監督は、松本泰志や荻原拓也とともに、アタッカー陣ではチアゴ・サンタナ、原口元気と、これまで通りの交代策を行った。しかし今回もゴールを割れず、天皇杯敗退が決まってしまった。
しかもこのカード、会場の都合で浦和のホームである埼スタ開催となったものの、そのアドバンテージを生かし切れなかった。
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FC東京は11月16日の準決勝、FC町田ゼルビアと対戦する。