【浦和】山岸のクロスバー弾、GK西川周作「自分のポジショニングで『外させた』」。福岡を無失点に抑える
浦和の西川周作。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
冷静なポジショニングで、シュートコースを消す。「『入らない』と感じた」
[J1 14節] 福岡 0–0 浦和/2023年5月20日13:00/ベスト電器スタジアム
J1リーグ14節、浦和レッズの西川周作がアビスパ福岡戦、好セーブを連発して無失点に抑え、最低限の1ポイントをチームにもたらした。
66分、この日最大のピンチが訪れた。ペナルティエリア外の紺野和也のフリーキック。中央やや外側でアビスパのエース山岸祐也がヘッドで合わせる。が、ボールはクロスバーを叩いた。
ただ、西川は冷静だった。
そのクロスの軌道を読んでポジショニングをとり、一歩……いや半歩の判断を誤らずに最後まで粘って駆け引きし、山岸のシュートコースを消していた。
「あの状況ではメンタル的に落ち着いて準備できていました。シュートを打たれた瞬間、『入らない』と感じました。自分のポジショニングによって『外させた』とも言えます。日頃練習していることが起きたと実感する90分間でした」
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公式戦ではAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラルとの第2戦以来3試合ぶりの無失点に。ピンチを救うのが俺の仕事だと自負を感じさせる圧巻の活躍。レッズの守護神「背番号1=ナンバー1」西川が、堂々とゴール前に立ちはだかった。