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【移籍】ACミランが日本代表GK鈴木彩艶の獲得オペレーションを発動へ!メニャン退団に備えて

鈴木彩艶 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

本田圭佑以来となる日本人選手のロッソネロ入りなるか。

 イタリア・セリエAのACミランが早くも1年後に向けて、パルマ・カルチョ1913の日本代表GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)の獲得オペレーションを発動させそうだという。

 ミランには守護神であるフランス代表GKマイク・メニャンが2021年5月からゴールマウスに君臨してきた。『カルチョ・メルカート』によると、今夏、メニャンのチェルシーFCへの移籍が噂された際、鈴木がその後継者候補としてリストアップされたという。

 ただし、メニャンはミラン残留に。加えて、ちょうど1年後には契約満了を迎えるため、このまま契約更新をしなければ、フリートランスファーになるのだ。

 つまり、まず現在30歳のメニャンとミランの未来がどうなるか。契約延長の交渉も行われると現地で報じられているが、その“答え”によって、鈴木のオペレーションが発動されるかどうか決まる。

 同メディアは、「メニャンの動向を見守りながら、このオペレーションを慎重に再検討するかもしれない」と報じている。

 さらには、昨季セリエA王者のSSCナポリも鈴木の獲得を検討していたと言う。今夏も調査を行ったが、パルマから3000万ユーロ(約52億円)から4000万ユーロ(約69億円)という高額な移籍金の条件が提示されたため、交渉はそこから本格化しなかったそうだ。

 パルマは監督交代劇もあり、鈴木の退団の噂も現地で報じられたが、同メディアは「そのパルマが設定している高額な移籍金も関係しているが、何よりワールドカップイヤーにパルマのゴールキーパーであり続けたいという鈴木本人の意思も大きく影響した」と伝えている。

 結局この夏、ミランはピエトロ・テラッチアーノ、ナポリはヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを補強。ただし、いずれも第2GKや第3GKと目される。

 本田圭佑以来となる、ミランでの日本人選手誕生なるか。

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 鈴木が今季も結果を残せば――。このイタリアの名門2クラブのみならず、必然的に世界中からスポットライトを浴びそうだ。