【日本代表】アーセナル公式が冨安健洋に言及「W杯には間に合うだろう」。しかし…
チューリッヒ戦、ハムストリングを傷めて交代に。うつむくアーセナルの冨安健洋。(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)
まだ状況を見極めている段階――。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが11月8日、公式サイトで右ハムストリングを負傷した日本代表DF冨安健洋の状態について「まだ試合に出られるかどうか見極めている段階」というものの、カタール・ワールドカップ(W杯)には間に合うだろうという見解を示した。どうやら重傷ではないと見られる。とはいえイタリア・セリエAのボローニャFC時代から筋肉系の負傷を繰り返しているだけに、復帰は慎重を期したいところだが……。
冨安は3日のUEFAヨーロッパリーグのグループステージ6節のチューリッヒFC戦(〇1-0)で73分から右サイドバックとして途中出場したが、約15分後、右ハムストリングを傷めてピッチに座り込んで交代を余儀なくされた。肉離れを起こしたのではないかと見られる。そして11月6日に行われたプレミアリーグのチェルシーFC戦(〇1-0)は欠場した。
アーセナルは7日、公式サイトで冨安のカタールW杯での日本代表メンバー入りを改めて報告。そのなかで、ケガの状態について、次のように伝えている。
「先週行われたヨーロッパリーグのFCチューリッヒ戦で負傷した冨安健洋は今のところ、ワールドカップ前の残り試合に出られるかどうか見極めている段階だが、トーナメント(W杯)への出場は可能と思われます」
そのようにポジティブとも受け止められるし、ややネガティブな要素も残るような内容になっている。
アーセナルは現地の明日9日にリーグカップのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC戦、12日にプレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦が組まれ、そのあとカタールW杯の中断期に入る。
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