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中東合宿中の中国代表、美味しい餃子が振る舞われる。W杯最終予選を控え中秋節で小休止

日本代表が中国に勝利!(C)JFA

カタールに長期滞在中。

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選Bグループで日本代表と同居する中国代表だが、カタールの首都ドーハに残り合宿を続けている。このまま11月まで滞在する可能性も高まっている。

 中国代表は9・10月のW杯最終予選について、国内での検疫体制の問題から、ホームゲームを中立地で実施することに。AFC(アジアサッカー連盟)は、カタールでの開催を決定した。11月の2試合も中東開催になり得る。

 そして9月2連戦は、同様の理由からアウェーのオーストラリア戦、ホーム扱いの日本戦とドーハで2連敗を喫し、そのままドーハで合宿を続けてきた。

 10月7日にはベトナム代表戦(中国のホーム扱い)、そして12日に日本戦を終えたあとのサウジアラビア代表戦(アウェー)と続く。

 選手30人態勢で合宿を続けるなかで、帰化選手たちに疲労や小さな故障なども見られてきている。『サッカー・チャイナ』によると、そうしたなかでも、10月シリーズを控え、2部練習も取り入れるなど、再び士気を高めている。

 そして中国の中秋節(9月21日)に向けて、選手から母国へのメッセージも送られたそうだ。

 さらに中国サッカー協会(CFA)からは、アラブ首長国連邦にある現地中国企業から月餅がもてなされた。加えて、チーム専属の中国人シェフによって、大きいサイズの餃子も振る舞われた。同メディアは「この餃子はとても美味しくて、テーブルに置かれるや否や、あっという間になくなってしまった」そうだ。

 2連敗を喫したことで李鉄(リー・ティエ 、LI Tie)監督には、少なからず批判の目も向けられている。また指揮官が「中国代表の監督は中国人であるべきだと思います。なぜなら中国人だからこそ、ここからさらに上手くできるという希望を持てるからです」と語ったことで、一段とファンやメディアから反感を買っていた。

 シチュエーションは異なるものの日本と同様、運命の10月シリーズとなりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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