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日本代表の森保一監督を辛辣批評「過大評価された選手ばかり起用。まるでアジアのアルテタ」。豪州メディアがW杯最終予選の10月決戦を前に

オマーンに敗れた日本代表に対し、オーストラリアメディアが辛らつに批評。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

大一番、来月12日に埼スタで対戦へ。

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の10月シリーズを控え、オーストラリアメディア『ロアー』は9月18日、「慌てる必要はない、オーストラリア代表はW杯の出場権を獲得する」と題したオピニオン記事を掲載した。そのなかでBグループで同居する最大のライバルである日本代表に対し、現状であればそこまで恐れることはない「本当にひどかった」と辛らつに批評している。

 最終予選B組ではオーストラリア、サウジアラビアが2勝、オマーン、日本が1勝1敗で続く。一方、最新のFIFAランキングは、日本が26位、オーストラリアが32位。

 同メディアは日本代表のパフォーマンスについて、「とにかく酷かった。オマーンに0-1で敗れた日本のことは、それほど心配する必要はないだろう」と評する。

「FIFAランキング50位以下のチームに、ホームで試合を支配されたことが、それを物語っている。怯えたようなプレーで、攻撃ではアイデアが欠如し、守備から攻撃へのスムーズな切り替えもできていなかった」

 そのうえで、森保一監督についても厳しく問題点を指摘する。

「森保監督は、過大評価された選手を起用していて、戦術も混乱している。加えて、久保建英や古橋亨梧といった能力の高い選手をベンチに置いたままだ。言い換えれば、彼はアジアのミケル・アルテタのようなものだ。もしも彼ら(日本代表)がすぐに行動を起こせば、ワールドカップの出場権を得られるかもしれない。森保監督を信頼する理由が見えない。このままでは予選突破はない」

 そのように、日本の現状を捉えている。

 日本代表はこのあと10月7日にアウェーでサウジアラビア、12日にホーム(埼玉スタジアム)でオーストラリアと対戦する。サウジアラビアとは時差6時間あり、どのようなチーム編成、メンバー構成で臨むのかも注目される点だ。

 また、森保監督は先日カタール・ドーハで行われた中国代表戦(〇1-0)のあと、ヨーロッパに残って視察を続け、そのまま日本には戻らず、サウジアラビア戦の活動に合流する予定だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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