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久保建英の“師匠”ダビド・シルバにサウジから「目もくらむようなオファー」

2019年に来日した際のダビド・シルバ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

今季で契約満了。レアル・ソシエダとの更新は!?

 スペイン1部レアル・ソシエダで日本代表MF久保建英とともにプレーしている元スペイン代表MFダビド・シルバ(David Silva)が、サウジアラビアからターゲットに――!?

 スペインメディア『Relevo』は2月7日、「サウジアラビアの逆襲、ダビド・シルバに目もくらむようなオファー」と題したレポートを掲載した。

 元スペイン代表ミッドフィルダーとレアル・ソシエダの契約は今シーズン末の2023年6月までとなっている。そこでフリートランスファーになる現在37歳のアタッカーに、サウジアラビアのクラブが「魅力的なオファー」を準備しているということだ。

 キーマンはシルバも在籍したマンチェスター・シティの元CEOであるギャリー・クック氏。現在はサウジアラビア・プロリーグのチーフを務め、クリスチアーノ・ロナウドのアル・ナスル移籍にも一役買った。

 同リーグはさらに「スター選手」を欲していて、そこでダビド・シルバも標的になったということだ。

 しかもサウジアラビアからシルバに対しては、以前にもオファーが提示されていたそうだ。

 ただし、レアル・ソシエダは現在リーグ3位と好調で、来季UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場も狙える位置につけている。同メディアは「シルバと家族はサン・セバスティアンにすっかり溶け込んでいて、レアル・ソシエダが契約を延長するのを待っている」「サウジアラビアからオファーがあったが、スペインで妻と子供たちと一緒に過ごす快適さを優先している」と伝えている。

 クラブ名が出ていないため、具体性を欠く情報ではある。ただ、契約満了が近づいているだけに、今なお“別格”の存在感を示すソシエダのスターに注目が集まるのも自然ではある。

 同じレフティであり、ポジション的にもいずれは「不動のトップ下」に期待される久保にとっては、ある意味、師匠といえる目標の存在である。しかも、シルバがいることによって、その特長が引き出される好循環を作り出している。

 レアル・ソシエダのみならず、久保にとっても、シルバは重要な選手である。もしも……早めの契約更新の発表がなければ、この話も現実味を増してそうだ。

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