柿谷曜一朗「このワクワクは名古屋に来なければ経験できなかった」。古巣C大阪とのルヴァンカップ決勝、“一戦必勝=タイトル獲得”を誓う
柿谷曜一朗。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「僕個人の思いは関係ありません。名古屋グランパスに関わる全てのみんなで、タイトルを獲りに行きます」
[ルヴァン杯 決勝] 名古屋 – C大阪/2021年10月30日13:05/埼玉スタジアム
ルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪戦が10月30日、埼スタで行われる。
名古屋グランパスの柿谷曜一朗が試合前日のオンラインによる公式記者会見に臨み、古巣とのファイナルでの激突へ「ワクワクしています。(対戦相手は)僕が育った場所であり、名古屋に僕が来なかったら、このワクワクを経験できなかったと思うので、すごく楽しみな一戦です」と語り、一方で「名古屋に関わる全ての人のために戦う」「チーム全員でぶつかるだけです」と“一戦必勝=タイトル獲得”を誓った。
下部組織から育ってきたC大阪から移籍して1年目、さっそく晴れ舞台での対決が実現した。柿谷はただ勝利だけを追求する。
「本当に自分たちは貴重ないろんな経験をして、チーム一つになって戦ってきた結果、素晴らしい試合をたくさんできる1年になっています。もちろん僕にとって、セレッソ大阪というチームが相手だと少し意味が変わってくるかもしれませんが、名古屋グランパスにとって、僕個人の思いは関係ありません。名古屋グランパスに関わる全てのみんなで、タイトルを獲りに行きます」
否が応にも、柿谷に注目が集める――。ただ、それを自覚したうえで、この戦いに臨む。
「決勝が決まった時から本当にワクワクしていました。(対戦相手は)もちろん僕が育った場所であり、名古屋に僕が来なかったら、このワクワクを経験できなかったと思うので、すごく楽しみな一戦です」
名古屋の「8番」にとって、この決勝は純粋に勝利を求めるだけ。そのために、どのような形であれチームの力になり、全力を尽くすと誓う。
「チーム全員でぶつかるだけです。個人がどうこうというより、チームで準備してきたことを全員で90分間やり通す。そこだけに集中したいです」
この大一番。天才肌の柿谷がどのような異次元のプレーを見せるのか!? 期待したい。
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