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日本代表DF板倉滉が一転ボルシアMG移籍決定へ!メディカルチェック合格、4年契約でマンCへの移籍金は約6億3000万円

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

頓挫か!?とも言われたが…3日にもキャンプ合流。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが保有権を持つ日本代表のDF板倉滉が、ドイツ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハに完全移籍することが決定的になった。ドイツメディア『ビルド』が7月2日に「イタクラ、すべて上手くいった」と題して報じ、板倉はすでにメディカルチェックを終えたということだ。

 板倉は早ければ3日に開始されるアルプスに近い保養地テーゲルンゼーでのキャンプに合流する。同メディアの情報では、ボルシアMGがマンCに支払う移籍金は450万ユーロ(約6億3000万円)。2026年まで4年契約になる。

 マンCからドイツ2部シャルケ04に1年間期限付き移籍した板倉は2021-22シーズン、センターバックとしてリーグ31試合に出場して1部昇格に貢献した。しかしシャルケは600万ポンド(約9億5000万円)(一部報道では550万ユーロ、または500万ユーロ)と言われる買い取りオプションを行使しないと発表。板倉とマンCの契約は2023年6月まであと1シーズン残し、完全移籍での売却を進めていた。

 つい1日前には、マンCが条件を釣り上げたためにボルシアMG行きは頓挫か!? と報じられたものの、結果的に、当初報じられていた500万ユーロよりも低い額で、契約はまとまった。

 またボルシアMGはボランチタイプ「6番」の候補として、板倉に白羽の矢を立てたという。このあとのキャンプで、ボランチとセンターバックでの起用がテストされそうだ。なおアイントラハト・フランクフルトから移ってきたアディ・ヒュッター前監督は成績低迷により1年で解任され、ダニエル・ファルケ氏が新監督に就任している。

 近年は上位で戦い続けてきたボルシアMGだが、2021-22シーズンは12勝9分13敗の勝点45で10位に終わっている。

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