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【移籍情報】リバプールが鎌田大地に接近「全エリアで変化、良い選択肢になる」

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ニューカッスルも浮上…プレミア勢、イタリア、ドイツなどのビッグクラブからターゲットに。

 欧州主要リーグの冬の移籍マーケットが1月31日に終了したばかりだが、早くも2023-24シーズンに向けた補強も話題になっている。

 注目を集める一人が、今季で契約満了を迎えるドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)だ。フランクフルトから新たな延長オファーを提示されているものの、このまま契約満了を迎え、フリートランスファーになることが確実視されている。

『コート・オフサイド』は2月13日、鎌田を巡る情報を更新。移籍情報を専門とするファブリツィオ・ロマーノ氏のレポートとして、イングランド・プレミアリーグのリバプールFC、ニューカッスル・ユナイテッドFCが“カマダ”をリサーチし、接近していると報じた。加えて「イングランド、イタリア、ドイツのクラブが彼を見守っている。感触としては今季終盤に決定されるだろう」という。

 これまでトッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグ勢、さらにドイツ1部ボルシア・ドルトムント、スペイン1部FCバルセロナ、イタリアセリエAのユベントスFC、ポルトガル1部SLベンフィカ……多くのビッグクラブが鎌田を追っていると報じられてきた。

『コート・オフサイド』では、とりわけリバプールについて、「とても失望するシーズンを送っているだけにチームのほぼ全エリアで変更を加える必要性がある。カマダは彼らにとって良い選択肢となるかもしれない」と、移籍先として“推奨”している。

 リバプールは現在プレミアリーグで9勝5分7敗の暫定9位と、ユルゲン・クロップ監督のもと最も厳しいシーズンを過ごしている。クロップ体制が継続されるのであれば、確かにメンバー刷新のオフとなるだろう(選手を厚く信頼するクロップ監督はドルトムント時代、そうした冷徹な判断をなかなか下せなかったが……)。

 決して爆発的な運動量やスピードがあるわけではないが、前線をフォローしながら自身もゴールを狙うテクニカルなスタイルが、レッズでどのように生きるのか。果たしてリバプールは南野拓実以来となる日本人選手の獲得へ本腰を入れるのだろうか!?

 鎌田は今季リーグ18試合・7得点・5アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)6試合・3得点など公式戦28試合・13得点・5アシストを記録。最近はボランチでの出場が続いている。

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