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三木谷会長の投稿にサッカー界がざわつく「18年間ありがとう。ヴィッセル愛している…」

三木谷浩史氏(左)。 (Photo by Chris McGrath/Getty Images for Rakuten)

インスタグラムに英語で投稿、「もっと上手くできたかもしれないけれど――」。

[J1 34節] 神戸 1-3 横浜FM/2022年11月5日14:03/ノエビアスタジアム神戸

 J1リーグ最終34節、ヴィッセル神戸は横浜F・マリノスに1-3で敗れ、11勝7分16敗の勝点40、13位で2022シーズンを終えた。一時期は最下位に沈んだものの、現場復帰した吉田孝行監督のもと、大迫勇也らタレントの力を引き出してJ1残留を達成した。

 そして試合翌日の6日夜遅く、ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(楽天グループ 代表取締役会長兼社長 最高執行役員)が自身のインスタグラム(アカウントは @hiroshi.mikitani)を更新。スタジアムでの自身の写真とともに、英語で次のようにつぶやいた。

「Thank you for great 18 years. I love Vissel. I could have done better but I think I did my best.

(素晴らしい18年間をありがとう。 ヴィッセル愛している。 もっとより良くできたかもしれないけれど、最善を尽くしたと思う)」

 これには神戸のファンとサポーターのみならず多くのサッカーファンが反応し、ざわついている。

 経営不振に苦しんでいた故郷のクラブである神戸を救い、近年はJ1に定着。コロナ禍前には、ルーカス・ポドルスキ、アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャら大型補強による話題を集め、2019シーズン、クラブ史上初の主要タイトルとなる天皇杯を獲得。さらにJリーグ史上初のクラブ収益100億円も達成した。

 一方、今季は東京ヴェルディでのパワーハラスメント行為により、日本サッカー協会(JFA)から1年間の指導者S級活動中止の処分を受けた永井秀樹氏を、すぐスポーツダイレクターへと迎え入れて波紋を呼んだ。さらに判定に関する猛抗議を展開したが、JFAからはルール上問題ないとの見解が示されたこともあった。

 そうしたなかチームは開幕から低迷。クラブを熟知する吉田監督を再び復帰させて、辛うじてJ1残留を達成した。

「18年」というのは、三木谷氏が2004年にクラブの営業権を引き受けて会長になってからの歳月だ。三木谷会長がヴィッセル神戸との関係に、何かしら一区切りをつけるという意味なのか。あるいは“19年目”への決意か。“続報”が待たれる。

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