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【パリ五輪】「開会式で韓国スキャンダル」IOC大失態、バッハ会長に謝罪要請

セーヌ川での開会式、 船上から手を振る韓国の選手団。(Photo by Lee Jin-man - Pool/Getty Images)

「朝鮮民主主義人民共和国」と間違えて呼ばれる。

 史上初の船に選手たちが乗ってセレモニーに臨んだパリ・オリンピックの開会式が日本時間7月27日(現地26日)に行われた。しかし韓国の選手団が登場した際、なんと「朝鮮民主主義人民共和国」と呼んでしまうという、IOC(国際オリンピック委員会)が大失態を起こした。

 ドイツメディア『ビルド』は「開会式での韓国スキャンダル」と題し大々的にレポート。「IOCはパリ五輪開会式での不手際を謝罪した。韓国が北朝鮮の正式名称である『朝鮮民主主義人民共和国』と紹介されたのだ!」として、IOCがSNSのエックス(旧ツイッター)で、韓国語で「開会式の放送で韓国選手団を紹介する際に起きたミスを深くお詫びします」とポストしたことを伝えている。

 韓国のスポーツ省はこの”事件”に遺憾の意を表明。チャン・ミラン副大臣は、状況説明を受けるためIOCのトーマス・バッハ会長との面会を要請したそうだ。

 また同省はソウルの外務省に「フランス側に強い抗議」を送るよう伝達。さらに韓国オリンピック委員会は、オリンピック組織委員会とIOC役員へ、直接抗議の意思を表明したいと意向を示している。ただしバッハ会長との会談が実際に行われるかはまだ分からないそうだ。

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 2021年の東京オリンピック開幕直前の7月には、バッハ会長が来日して、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の橋本聖子氏と対談した際、「日本の人々が安全に……」と言うべきところで、「中国の人々」と言い間違えて訂正する大失言もしていた。

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