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石破首相退陣、ホリエモンが推す後継者とは? 政治の転換期、「団塊ジュニアにベネフィットのある政策」が評価される時代へ

ホリエモンこと堀江貴文氏。(C)SAKANOWA

ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で解説。

 石破茂首相が9月7日に退陣する意向を表明し、事実上の新たな日本の首相(総理大臣)を決めることになる自民党総裁選が約1年ぶりに行われる運びとなった。

 昨年9月27日に岸田文雄前首相の後継者として、石破首相は102代総理大臣に就任。改革が期待されたものの、1期生議員15人への10万円プレゼントなど、従来の政治家と変わらぬ無頓着さを露呈した。

 政策では米国トランプ政権との関税交渉、米騒動での備蓄米放出などは評価される。一方、最大のテーマの一つである物価高・エネルギー代金高騰が影響したことでも記録した過去最多の税収だったが、それに対する還元とも言える減税や現金給付も行わず。岸田政権に続き国民に響く政策を打てず、わずか1年足らずで退陣することになった。

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏は同日、自身のユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で、「石破総理が辞任を正式表明した件について解説します」と題した動画を公開し、この件について見解を示している。そのなかで、次期首相に、小泉進次郎農水大臣を推したい考えを示した。

 今回は小泉氏が菅義偉副総裁とともに前日に石破氏と会談。そこで石破氏が辞任する意向を下したと言われている。

 堀江氏は70代以降の後期高齢者であり「団塊世代」が減りつつある一方、50代前後の「団塊ジュニア世代」の人口ゾーンが日本で最も大きくなっている。これまでの“高齢者向け”の政策が、もはや響かなくなっている点に着目する。

 堀江氏自身もその世代にあたる52歳であり「ポジティブな要素」として、「段階ジュニア世代にベネフィットのある政策を訴えても、選挙に通りやすくなっている。政治に感心を持つ層が増え、選挙率も高くなっているので、非常に面白いかなと思っています」と展望する。

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 自民党幹部の世代交代によって、国民の気持ちに少しでも近づけて、日本の政治がようやく変わっていくのではないかと今後に期待を寄せていた。