【バイエルン】伊藤洋輝に新リハビリ担当。ハリー・ケインは「アンリアルな夜」とCLチェルシー戦の勝利を喜ぶ
チェルシー戦で2ゴールを決めたバイエルンのハリー・ケイン。(C)MIdori IKENOUCHI
一方、左SBは4人目の負傷離脱か。サシャ・ボエ、さらにキム・ミンジェの起用も?
[CL LF1節]バイエルン 3-1 チェルシー /2025年9月18日(現地17日)/アリアンツ・アレーナ
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)1節、ドイツ・ブンデスリーガ1部FCバイエルン・ミュンヘンがハリー・ケインの2ゴールとオウンゴールで、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCに3-1の快勝を収めた。
新方式となったクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の初代王者を相手に、ホームのアドバンテージも生かし、バイエルンがシュート数でも16本対9本と上回るなど内容を含め文句なしの好スタートを切った。イングランド代表キャプテンであるケインがPKなど2ゴールで、押し迫るチェルシーを退けた。
ケインは試合後、自身のエックス(@HKane)で「チャンピオンズリーグが戻ってきた! アリアンツ・アレーナでのアンリアルな夜でした」と、エースストライカーにとっても夢のような時間だったと7万5000人チケットソールドアウトでスタンドを埋めたサポートに感謝している。
一方、『ビルド』は9月16日、サッカー日本代表DF伊藤洋輝が練習場に姿を現し、順調にリハビリに努めているとレポート。今季アイントラハト・フランクフルトから加わったリハビリ担当責任者(シェフ)のベンヤミン・ゾマー氏、そしてリハビリ担当コーチのシモン・マルティネッロ氏のもと、復帰に向けたプログラムをこなしているということだ。
中足骨を再び骨折し、三度目の手術を敢行。クラブは復帰に向けて焦らないというスタンスであるが、このまま順調に行けば、11月頃の復帰を見込んでいるそうだ。
また、カナダ代表のアルフォンソ・デイヴィスも復帰が近づいているという。
一方、チェルシー戦で4バックの左サイドバックで先発したヨシプ・スタニシッチが負傷交代を余儀なくされた。デイヴィス、伊藤、ラファエル・ゲレイロに続く4人目の左SBの離脱になりそうで、バイエルンは危機感を強めている。
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チェルシー戦では交代出場した25歳のサシャ・ボエがそのあとしっかり対応し、無失点に貢献。さらには後半45分間、CBに入って非常に高いパフォーマンスを発揮した韓国代表DFキム・ミンジェの起用もあり得るか。