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【日本代表】久保建英が待望のアジア杯初得点「事前にルールガイドの説明があり…」

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

準々決勝を見据え68分で交代、「早めに交代したので、体はフレッシュです」。

[アジアカップ ラウンド16] 日本代表 3–1 バーレーン代表/2024年1月31日20:30(現地14:30)/アル・トゥマーマ・スタジアム

 カタール・アジアカップのノックアウトステージ・ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が堂安律、久保建英、上田綺世のゴールで、バーレーン代表に3-1の勝利を収めた。日本は中2日で準々決勝に臨む。このあと行われるイラン代表とシリア代表の勝者と対戦する。

 久保はグルプステージ(GS)から4試合連続の出場に。4-3-3の右インサイドハーフに入り、トップ下的に自由に動き回りながら相手のギャップを突きながら起点となり、バーレーンの守備陣を引き出すなど翻弄していった。

 そして1-0で迎えた49分、上田綺世を経由したボールが相手を経由して久保のもとへ。22歳のレフティはファーサイドへ蹴り込み、ゴールネットを揺らした。

 副審は旗を上げてオフサイドと判定。しかしそこでVARが介入し、主審がビデオを確認するOFRでチェック。相手の蹴ったボールが久保に渡っており“オンサイド”に覆り、日本の得点が認められた。久保に待望のアジアカップ初ゴールが刻まれた。

「非常にタフな試合でしたが、球際のところで僕たちは負けていなかったと思います。(敗れた)イラク戦と異なり、僕たちのチャンスの時間帯も増えました。そこに少しながら自分も貢献できて良かったです」

 GS3試合ノーゴールではあったが、徐々に出場時間を伸ばしていた。それだけに、このノックアウトステージでは「得点で貢献したい」と言っていた。さっそく決勝トーナメント1回戦で有言実行してみせた。

「本当だったら上田選手がターンをして自分でそのままシュートを打ってくれたら良かったんですけれど、ちょっとお見合いみたいになったところ、こぼれ球が来ました。事前にルールガイドの説明があり、あのようなゴールは認められると知っていたので、オフサイドポジションにいるのは分かっていましたが、シュートで終わらせて、決められて良かったです」

 セルフジャッジせず最後までシュートでプレーを終え、それがこの舞台で結実した。

 久保は今回68分にベンチへ退いている。中2日での準々決勝を見据えての早い段階での交代と見られる。

 レアル・ソシエダでも今季UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ(GS)などとの連戦をこなしてきた久保は、「早めに交代したので、体はフレッシュです。次に向けて、またいい準備をしたいと思います」と胸を張って言った。

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 2試合連続ゴール――。期待していいようだ!

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