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【日本代表】ドイツメディアは鎌田大地を絶賛し警戒「クラブ史30年に一人の逸材」「メッシの地位」。元浦和のウーベ・バインも唸る

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「常に推進力をもたらす。だからこそアイントラハトのナンバーワンだ!」

[カタールW杯 E組 第1戦] ドイツ代表 – 日本代表/2022年11月23日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第1戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がいよいよこのあと、11月23日22時からドイツ代表と対戦する。

 アイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地は今季、ドイツで公式戦12ゴールを決めて、UEFA欧州チャンピオンズリーグでもチームを決勝ラウンドまで導く原動力となり、ドイツメディアも高く評価するとともに、この一戦で最も警戒する人物に挙げている。

『シュポルト1』は試合に先駆けて、「日本代表のメッシの地位を掴もうとしている」と題したレポートを掲載。“日本のメッシ”ではなく、“メッシのような地位”を得ようとしていると表現している。

 今大会では、彼を中心とした「カマダシステム」が発動される。そのうえでペナルティエリアに入れば、メッシのような役割を担うことになるだろうと、日本の戦いを予想。また、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が今季、鎌田を「6番=ボランチ」でもプレーさせて、より深い位置からペナルティエリア内に進入する分厚い攻撃も実現させたことにも言及。このW杯でも、日本は鎌田のボランチ起用をオプションに入れていて、ペナルティエリア内(ゴール前)に入った瞬間、鎌田がメッシのような存在を示すのではないか――と見ている。

 また『ビルド』は、元浦和レッズのウーベ・バイン氏の言葉を伝えている。自身もフランクフルトのOBであるが、このように語っている。

「ダイチ・カマダはフランクフルトでのクラブの30年間の歴史の中で最高の選手。彼の成長は信じられない。そのパフォーマンスは一貫性があり、ブンデスリーグでもチャンピオンズリーグでも、常に推進力をもたらす。だからこそアイントラハトのナンバーワンだ!」

 もしもドイツ代表に鎌田がいれば完璧だった、というリップサービスもしている。あとは2023年6月に満了を迎える契約を延長できれば……。そのうえで移籍することになればお互いにとってウィン・ウィンで理想的だと語っている。

 日本代表の要注意人物がブンデスリーガのスターであることを、ドイツメディアはポジティブに捉えているようだ。

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