バルサに逆転負け、久保は途中出場でバー直撃弾。ソシエダ監督「チームはここ2試合でより良いパフォーマンスを見せている」
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
18歳の『10番』ヤマルが強烈インパクト。交代出場わずか1分後にレヴァンドフスキの決勝弾をアシスト。
[スペイン1部 7節]バルセロナ 2–1 R・ソシエダ/2025年9月29日(現地28日)/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス
スペイン1部リーグ7節、FCバルセロナが2-1でレアル・ソシエダに逆転勝利を収め、6勝1分と無敗をキープし首位に立っている。ソシエダの日本代表MF久保建英は57分に交代出場し、惜しくもクロスバーを直撃するシュートを放った。
久保と同じタイミングで投入されたラミン・ヤマルはピッチに立って1分後、クロスからロベルト・レヴァンドフスキの決勝ゴールをアシスト。負傷から復帰した18歳のバルサ『10番』が、ひときわ強烈なインパクトを残した。
『エル・デスマルケ』によると、ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督は試合後のインタビューで、「もしもゲームプランを遂行できれば、勝てたかもしれない。チームはやるべきことを理解していた。相手のチャンスを減らし、自分たちの狙った形でチャンスを作ろうとしていた。チームはここ2試合でより良いパフォーマンスを見せていると思います」と、試合内容の向上に手応えを得ていた。
また、「勝点1は取れたのではないかと感じている。厳しい敗戦だと受け止めています。試合終盤の久保のように、いくかチャンスがありました」と決定機にも言及している。
急きょ先発を回避したジョン・アランブルについては、ヒザを伸ばす動作で違和感を覚えたため、「ウォームアップの練習で不安を覚えプレーを制限していました。数日で治る見込みです」と大事には至っていらないはずだとの見方を示した。
一方、U-20ワールドカップにエントリーしていたU-20スペイン代表のジョン・マルティンが足のケガのためチームを離脱し、スペインに帰国したという。
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レアル・ソシエダは1勝2分4敗で17位。次戦は日本時間10月5日25時30分から(6日1時30分)、ラージョ・バジェカーノとホームで対戦する。