【日本代表】エースストライカー上田綺世が劇的同点ゴール。小川航基は驚愕弾丸ミドル! W杯出場国同士の対戦、パラグアイ代表と2-2ドロー
上田綺世が劇的同点ゴール!!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
伊東純也のクロスから!
[キリンチャレンジ杯]日本代表 2-2 パラグアイ代表/2025年10月10日 19:20 /パナソニックスタジアム吹田
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がパラグアイ代表との一戦、リードを許す展開のなか、小川航基の弾丸ミドル、後半アディショナルタイムの上田綺世のダイビングヘッドによる一撃により2-2で引き分けた。
北中米ワールドカップ(W杯)まであと8か月と迫るなかでの強化試合。FIFAランキングは日本19位(アジア1位)、パラグアイ37位(南米6位)。いずれも北中米W杯の出場権を獲得している。
日本のシステムは、W杯アジア最終予選から採用している3-4-2-1。遠藤航、三笘薫、板倉滉と各ポジションの要が不在で、負傷を抱える久保建英と前田大然も控えに回るなかスタートを迎える。
立ち上がりから日本が主導権を握る。しかし日本の出方を探っていたパラグアイもカウンターで応戦する。
すると20分、日本は立て続けにピンチに。5バックで対応していた背後を突かれ、ミゲル・アルミロンに決められてしまう。
そこから日本は伊東純也、中村敬斗のウイングバックが高く位置取りゴールを目指す。
そして26分、中村が何度か仕掛ける。その流れから、高い位置で佐野海舟がインターセプトに成功。パスを受けた小川がミドルレンジから右足を振り抜き、強烈なショットを放つ。GKロベルト・フェルナンデスに弾かれたものの、宙に浮いたボールがラインを越えてゴールイン。豪快な一撃で追い付いてみせた。
後半も日本がボール保持率では上回る。しかし、上手く攻撃が噛み合わない。
迎えた64分だった。パラグアイの速攻にさらされると、フアン・ホセ・カセレスのクロスをディエゴ・ゴメスのバックヘッドで叩き込まれ、再び勝ち越されてしまった。
日本は鎌田大地、斉藤光毅、相馬勇紀、町野修斗、そして上田綺世、藤田譲瑠チマを投入して反撃を試みる。
そして後半アディショナルタイム、伊東のクロスがファーサイドへ流れる。そこにいた上田がダイビングヘッドで押し込み、土壇場で2-2に追い付いてみせた。
関連記事>>【日本代表】「後ろ髪を引かれる想いで選手は来ている」森保監督の切実な訴え、Jリーグはどう受け止める? ルヴァンカップの大一番、インターナショナルマッチウィークに開催
斉藤はこれが日本代表デビュー戦となった。