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リバプールELアタランタに意地の勝利もベスト8で敗退、遠藤航は出場せず。それでも「クロップの魔法のような結末はあると希望にファンを与えた」

リバプールのクロップ監督。 (Photo by Dan Mullan/Getty Images)

マンC、アーセナルとともに、プレミアリーグの戦いに集中。

[EL 準々決勝 2nd] アタランタ 0-1 リバプール/2024年4月19日4:00(現地20:00)/アトレティ・アズーリ・ディターリア
※2試合トータル 3-1でアタランタが準決勝進出

 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦、リバプールFCが1-0でアタランタBCに勝利したものの、2戦合計スコア1-3で、ベスト4進出を逃した。日本代表の遠藤航はベンチ入りしたが出場機会を得なかった。

 4強進出には「3点差をつけての勝利」が必須のリバプールは、開始7分、モハメド・サラーがPKによる先制点を決める! まず1点……先取できれば流れは変わる。その理想的、狙っていた開始早々のエースの一撃で、流れを手繰り寄せた。

 さらに、あと1点奪えれば――。そのような空気をアウェーで作り出したが、そこは堅守も持ち味のアタランタとあって、最後まで崩し切れなかった。まさに総攻撃を仕掛ける陣形で、遠征メンバーに加わっていた遠藤だが、出場機会を得られなかった。

 公式戦3試合ぶりの白星となった。それでもファイナルのアイルランド・ダブリンへの道は途絶えた。ただ『デイリー・メール』はこの日の戦いぶりを受けて、「ユルゲン・クロップ監督のこの時間、まだ魔法のような結末を迎えることができるという希望をファンに与えた」と、この”白星”を前向きに捉えている。

 今季限りでの退任を発表しているドイツ人のクロップ監督のもと、リーグ戦では首位マンチェスター・シティと2ポイント差の3位につける。狙えるタイトルは、プレミアリーグのみに絞られた。

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 マンチェスター・CはFAカップを残すが、2位アーセナルFCもプレミアリーグ一本となったなか、有終の美に向けて、再び一丸となって突き進む。リバプールは次戦、日本時間4月22日0時30分からアウェーでフラムFCと対戦する。

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