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日本代表MF鎌田大地が好判断でゴール演出、クリスタル・パレスがボーンマスと劇的ドロー

鎌田大地 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

マテタがハットトリック、最後にさらにビッグチャンスが来たが…。

[プレミアリーグ 8節]クリスタル・パレス 3-3 ボーンマス/2025年10月18日/セルハースト・パーク

 イングランド・プレミアリーグ8節、クリスタル・パレスFC はAFCボーンマスとの一戦、3-3で引き分けた。パレスのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE) MF鎌田大地が3-4-2-1のボランチとしてフル出場し、一時2-2に追い付く同点ゴールを演出した。

 試合はホームチームが2点先取される展開に。しかし後半途中から挽回し、怒涛の攻撃で幾度となく決定機を作り出していった。

 64分、カウンターから波状攻撃を仕掛けて、マテタがゴール! 5分後、鎌田が左サイドのペナルティエリア前で起点となって、右サイドへ展開。抜け出したダニエル・ムニョスのダイレクトのクロスをファーサイドで詰めたマテタが押し込み、5分間で一気に追い付いてみせた。

 その後ボーンマスが3-2とリードしたが、後半アディショナルタイム、コーナーキックからホールディングの反則でPKを獲得。これをマテタが決めてハットトリックを達成し、3-3に追い付いてみせた。

 さらに撃ち合って試合終了間際の90+9分、カウンターから抜け出したエディ・エンケティアの折り返しに、再びマテタがフリーで合わせたが……惜しくもボールは枠を越えてしまった。

 結局、このまま試合は3-3で引き分けた。

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 鎌田はブラジル代表戦(3-2で勝利)を経て中3日、8時間の時差を乗り越えてボランチとしてフル出場。何度も好パスを放ってチャンスを作り出していった。