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エース鈴木優磨が魂のラストプレー同点弾! 首位・鹿島、京都と1-1ドロー

鹿島の鈴木優磨(写真は天皇杯の福岡戦より)。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

2位・柏とは勝点1差。

[J1 35節] 京都 1–1 鹿島 / 2025年10月25日14:03 / サンガスタジアム by KYOCERA

 J1リーグ35節、首位・鹿島アントラーズがエース鈴木優磨のラストプレーの同点弾で、京都サンガF.C.と1-1で引き分けた。横浜FCに勝利を収めた2位・柏レイソルとは勝点1差。3位・京都とは同5差。

 前半は京都が立ち上がりからロングボールとハイプレスを組み合わせた攻撃で主導権を握る。36分、ポケット(ハーフスペース)を突いたマルコ・トゥーリオがシュートをねじ込み、ホームチームに先制点をもたらす。

 後半は鹿島が主導権を握り返す。知念慶、松村優太、田川亨介、荒木遼太郎、徳田誉と攻撃的な選手が次々と投入されて、京都ゴールに迫った。一方、京都の曺貴裁監督はこの鹿島の交代策を読んで、サイドを完全に封じる5-4-1の布陣で対応し、試合を落ち着かせる。

 京都の勝利が目の前に迫った、そのラストプレーだった。

 松村優太のクロスにファーサイドから飛び込んだ鈴木が、体勢を崩しながらもスライディングボレーで押し込んだ。この直後、木村博之主審が試合終了の笛を吹き、1-1の引き分けに終わった。

 J1リーグは残り3試合。鹿島は勝点67、柏が同66、京都が同62。同61のヴィッセル神戸は明日、アルビレックス新潟とアウェーで対戦する。

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 鹿島は11月8日、ホームのメルカリスタジアムで横浜FCと対戦する。