バスクダービーへ久保建英が全体練習合流! ウマル・サディクの手荒い祝福に応戦

サカノワスタッフ

2025年10月31日

レアル・ソシエダの久保建英。写真：ムツ・カワモリ/アフロ

左足は問題なし。軽快な動きを見せ、鋭いパスを放つ。

[スペイン1部 11節] レアル・ソシエダ – ビルバオ/2025年11月2日（現地1日）/レアレ・アレーナ

　レアル・ソシエダのサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）MF久保建英（Takefusa KUBO）が現地10月30日、全体練習に合流した。左足の状態は良さそうで軽快な動きを見せ、週末のアスレティック・ビルバオとのバスクダービーではメンバー入りを果たせそうだ。

　レアル・ソシエダは公式エックス（@RealSociedad）で、この日のトレーニングの様子を配信。足首痛のため別メニューの続いた久保がチームに合流し、“パシージョ（通り抜け）”で出迎えられた。

　すると最後に待っていたウマル・サディクが久保の頭を叩いて手荒く祝福。このあと久保がサディクを捕まえて、頭にタッチして応戦している。

　このあと練習では、久保が軽快な動きを見せ、心配された左足から鋭いパスを放っている。

　久保は日本代表として10月のブラジル戦に先発し、歴史的勝利の立役者の一人となった。一方、負傷による不在中にラ・レアルはセビージャFCを下し、今季リーグ2勝目を記録。コパ・デル・レイでも6部クラブに快勝して勢いを取り戻している。今回のダービーでは、公式戦3連勝を懸けてビルバオに挑む。

　日本からスペインに戻ったあと、セビージャ戦の前日に左足首を再び痛めたと現地で報じられていた。今回はむしろよりコンディションを高めて、大一番に臨めそうだ。先発か、それともスーパーサブか――注目の一戦になる。

　レアル・ソシエダ対アスレティック・ビルバオの一戦は日本時間11月1日26時30分（＝2日2時30分）から行われる。