JFL岩手の中村充孝が今季限りで引退。鹿島では「サッカーに生活の全てを捧げないとタイトルは獲れないと学ばせてもらった」
いわてグルージャ盛岡のエンブレム。(C)SAKANOWA
京都、鹿島、山形、岩手…所属した4クラブに感謝を伝える。
JFLのいわてグルージャ盛岡(岩手)は11月4日、京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形で活躍した中村充孝(Atsutaka NAKAMURA)が2025シーズンをもって現役を引退すると発表した。
中村 充孝は1990年9月13日生まれ、大阪府出身。173センチ・67キロ。
中村は次のようにコメントしている。
今シーズンで引退します。 京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、いわてグルージャ盛岡の4クラブでプレーしました。
京都サンガF.C.では4年間、右も左もわからない若僧をプロの世界でどう生きて行くかを教えてもらいました。17年間プレーできた土台を作ってもらいました。ありがとう。
鹿島アントラーズでは7年間、サッカーに対して生活の全てを捧げないと、「試合に出れず、タイトルは取れず、上には行けない」、初めてこれがサッカーなのか! と学ばせてもらいました。ありがとう。
モンテディオ山形では2年間、ほぼ試合に出られず、チームの力になることができませんでした。その中でも、温かい言葉を愛を優しさをいつもかけてくれたサポーター。何回も立ち直れました。ありがとう。
グルージャ盛岡では4年間、サッカーはこんなに難しかったのかと、本当に今後に生きる多くのことを学びました。 ピッチに立てないときも、色々な人に「充さん待ってます」。「充さんがいないと」とその言葉もあり頑張れました。ありがとう。
一人でサッカーはできないし、ここまで続けることはできませんでした。 サッカー人生、本当に素晴らしい人達、環境に恵まれこここまでできました。 本当にお世話になりました。 17年間ありがとうございました。
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