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山本脩斗2ゴール!鹿島が川崎を下してルヴァン杯4強進出

鹿島の山本脩斗が決めた!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3年ぶりの優勝へ一歩前進。

[ルヴァンカップ 準々決勝] 川崎 1-3 鹿島/2018年9月9日/味スタ

 鹿島アントラーズが山本脩斗の2ゴールとセルジーニョ弾で川崎フロンターレを3-1で下し、ルヴァンカップベスト4進出を決めた。

 日本代表の9月シリーズにより川崎は守田英正、車屋紳太郎、小林悠(大島僚太は負傷、チョン・ソンリョンは韓国代表)、鹿島は三竿健斗を欠くなか、第1戦は1-1で引き分けていた。

 アウェーゴールを1点奪われているため、ベスト4に進むためにはこの試合で勝つか2ゴール以上で引き分けなければいけない鹿島は、内田篤人と山本という攻撃的なサイドバックを配置。ACL準々決勝・天津権健との第1戦で2-0の快勝を収めている組み合わせが奏功し、28分、遠藤康のクロスに山本がヘッドで合わせて先制に成功。さらに37分、波状攻撃から再び山本が決めてリードを広げた。

 後半に入り1点を返されたアウェーチームだが、72分、再び山本のパスから安部裕葵を経由し、最後はセルジーニョが決めて試合を決定づける3点目を奪った。

 一方、イベント開催のため等々力陸上競技場を使えなかった川崎は、やはりホームの利を生かせなかったことが響いたか。後半に入り、長谷川竜也、齋藤学、田坂祐介と攻撃的なカードを切っていったが、この「ホームゲーム」での3失点は重くのしかかった。今回、またも初優勝はならなかった……。

 終わってみれば、鹿島が2試合合計4-2でしっかり勝利。3年ぶりの優勝に向けて一歩前進した。さらに週末の湘南ベルマーレとのリーグ戦を挟み、14日にはACL準々決勝、天津権健との第2戦をアウェーで迎える。

文:サカノワ編集グループ

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