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J2降格の新潟、元日本代表DF千葉和彦が今季で退団。残り2試合「アルビレックス新潟の未来が希望に満ち始める、きっかけとなるような試合にする」

アルビレックス新潟のエンブレム。(C)SAKANOWA

「計11年半このオレンジのユニフォームをまとい闘えた事、心から感謝申し上げます」

 来季のJ2リーグ降格が決まったアルビレックス新潟は11月20日、DF千葉和彦(Kazuhiko CHIBA)が2025シーズン限りで契約満了となり、退団すると発表した。

 現在40歳の千葉は、日生学園第二高からオランダのAGOVVアプルドーレン、ドートレヒトを経て新潟に加入。その後、サンフレッチェ広島、名古屋グランパスを渡り歩き、2021年に再び新潟へ復帰した。

 通算J1出場373試合、ACL15試合など、多くの舞台で存在感を発揮。今なお変わらぬ“熱い”センターバックだ。

 クラブは「2026年2月1日以降の契約を締結しない」と発表。J2降格が決まった厳しいシーズンのなか、クラブを支えてきたベテランがチームを去ることになった。

 千葉はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「シーズン当初に掲げた目標に遠く及ばず、またJ2降格という厳しい結果になってしまったこと、本当に申し訳ありません。残り2節、来シーズンも引き続きビッグスワンに足を運んでいただけるような、未来が希望に満ち始める試合にします。

 そして私事で恐縮ですが、今シーズンをもちまして新潟を離れることとなりました。2005年にプロサッカー選手としての扉を開いていただき、計11年半このオレンジのユニフォームをまとい闘えた事、心から感謝申し上げます。

 新潟の方々には、私だけではなく家族にも優しく接していただきました。重ねて感謝しています。また皆さんの前で元気な姿を見せられるよう、まだまだ精進していきたいと思います。引き続き気にかけていただけたら幸いです」

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 新潟は11月30日の37節ではホーム最終戦で2位の柏レイソルと、12月6日の最終節ではアウェーでFC東京と対戦する。