×

国分太一さん騒動、粗品が“核心”を突く一言「消費の早い時代。寝て起きたら…」

(C)SAKANOWA

ユーチューブの人気コーナー「一人賛否」で率直な想いを吐露。

 日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』を即時降板させられたあと活動を全面休止していた元TOKIOの国分太一さんが先日記者会見を開いた一連の問題について、お笑いコンビ霜降り明星の粗品が12月1日、自身のユーチューブの人気コーナー「一人賛否」で取り上げ率直な心境を語った。

 日弁連への人権救済申し立てを行ってから約1か月、国分さんが公の場に出て、自らの声で窮状を告白した。いまだコンプライアンス違反に関する噂や憶測が広まる状況にあり、社会復帰のためにも、日テレ側から何かしらの線引き(何についてならば話してよいのか)を示してほしいという趣旨の話であった。

 粗品はこの一連の経緯を改めて整理したうえで、「ここまでグロいと、もう世間の関心はなくなっていく時代なんやな」と率直な想いを吐露。ニュースの強烈な初動により印象が形成され、時間が経つごとに詳細や真相には、多くの人が興味を失っていく現状を指摘している。

「自分もそうなんですけど、もうこの件、追っかけてられへんというか、どうでもいいというか。世間の関心って、この手前でなくなるんよな」

 粗品は芸能人にとって誤った情報や不確実な噂が一度広まってしまえば、「違います」と説明する場があっても、すでに世間の興味が薄れ、名誉の回復が難しいケースがあると語る。「それで俺は困る側やねんけど」と前置きし、国分さんだけの問題ではなく、自身を含め芸能界で働く人の共通するリスクだと認識を示した。

 さらに中居正広さんに関する騒動も例に挙げ、「世間の関心は、初動のインパクトがデカくて、ほとんどの人はそこで終わる」と冷静に分析する。粗品自身は日本テレビでレギュラー番組を持ち、国分さんと共演経験があることから、一般よりも強い関心を持っているとも言うが――。

「僕は芸能界に身を置いてるので、まだ気になるほうやけど」とはいうものの、「『すっきりせんわ』と言っても、この話を見てる今だけで、寝て起きたら忘れてるわけやからな」とシュールに締めくくった。

いま読まれている記事>>国分太一さん問題、40代以上の中高年へ…高須氏が警鐘を鳴らす。「時代とのアップデートを」

 タレントだったとはいえ、数日ですべてを失ったという国分さんの人権は一体どうなるのか。日テレのそのあたりの今後の配慮と対応も気になるところだ。