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国分太一さん問題、40代以上の中高年へ…高須氏が警鐘を鳴らす。「時代とのアップデートを」

(C)SAKANOWA

自身のユーチューブチャンネルで語る。

 元TOKIOでタレントの国分太一さんが、日本テレビの番組『ザ!鉄腕!DASH!!』を即時降板させられたあと活動全面休止に追い込まれ、日弁連に人権救済を申し立てたうえで記者会見を開いた問題について、人気ユーチューバーである医師の高須幹弥氏が11月30日、自身のチャンネルで見解を語った。

 高須氏は、テレビ局が国分さんの処遇を判断するにあたり、「テレビ業界にとって、結局、国分さんとTOKIOはもう必要ない、見放されたと判断されたのだと思う」と受け止める。ジャニーズ事務所がかつて持っていた巨大な影響力は失われ、テレビ局が「圧力を恐れる必要がなくなった」と指摘。スポンサー・世論・リスクといった、それぞれの視点から天秤にかけて、判断が下されたと見る。

 そして動画の終盤、高須氏は「時代のアップデート」に適応できない世代への警鐘を鳴らす。

「アップデートについていけない40代、50代、60代、さらには70代は相当気をつけないといけない。どこまでがアウトかは、時代とともにどんどん変わっている」

 一方、高須氏は一貫して被害者側のプライバシーの重要性を強調している。芸能界と関わる問題では、特定された被害者がさらに傷つくケースも相次ぐ。日テレの情報開示が限定的だったのも「そこに理由がある」と理解を示す。

 もちろん数日で全てを失ったという国分さんにも人権がある。この記者会見も相当な覚悟を持って臨んだに違いない。

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 被害者のプライバシーも守りながらも、日テレ側がどのように対応していくのかが注目される。