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中居正広さん vs フジ第三者委、対立の構図に。次なる展開は? 「予想された三行半」と紀藤弁護士

フジテレビ (C)SAKANOWA

第三者委は、今後のやりとりを“差し控える”と相手にせず。

 フジ・メディア・ホールディングスからの依頼を受けてコンプライアンスの問題を巡り社内など徹底した調査を行った第三者委員会の報告書で、性暴力があったと認定されたとSMAPのメンバーだった元タレントの中居正広さんが、その事実を示す証拠の提示などを再度求めた件で、第三者委は6月3日までに、改めて発表は適切だったという回答をしたという。また、被害者への二次被害も懸念され、今後のやり取りは差し控えると、今回の回答をもって対応を終えるとしている。フジテレビなど複数のメディアが報じた。

 一部報道によると、第三者委は5月22日に回答している通りであるというスタンスを改めて示したという。さらに「依然として大きな隔たりがあり、埋め難いものであると感じた」との見解も示されたそうだ。

 この中居さんサイドからの再反論に対する第三者委の発表を受けて、統一教会問題を巡る被害者への献身的なサポートなどで知られる弁護士の紀藤正樹氏は同日、自身のエックス(@masaki_kito)で、「結局事前に予想された三行半の回答。中居弁護団の次の一手は何なんでしょうね」と言及した。

 前回の第三者委からの回答時には、紀藤氏は「次の一手が今回の再要求だと、次も第三者委員会の三行半の回答が予想される。再々要求しても同じ展開が予想できる。今後の落とし所をどこに定めているのか、中居弁護団の次が気になる」と投稿していた。結果的に、まさにその通りの流れとなっている。

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 2回連続で全面的に否定されることに。中居さんサイドの訴える基本的な人権の擁護や復活に関しても、一切触れられていない。いろいろな人が傷つく展開になってしまっている感じもするが……中居さんサイドの振り上げられた拳はどこに落とされるのだろうか。