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久保建英のレアル・ソシエダがフランシスコ監督を解任へ。リーグ3連敗、15位に低迷

レアル・ソシエダの久保建英(左)とセルヒオ・フランシスコ監督。写真:ムツ・カワモリ/アフロ

地元メディアが報じる。Bチームのジョン・アンソテギ氏が暫定で指揮、外部から招聘へ。

[スペイン1部 16節]R・ソシエダ 1-2 ジローナ/2025年12月13日/レアレ・アレーナ

 スペイン1部リーグ第16節、レアル・ソシエダはホームでジローナに1-2で敗れた。この結果を受け、クラブはセルヒオ・フランシスコ監督を解任する方針を固めたと、地元メディアが報じている。

 この試合、日本代表MF久保建英はフル出場。二人のマークを剥がすドリブル突破などで局面を打開して魅了したが、ゴールやアシストは記録できなかった。

 地元紙『バスク・デイリー・ドノスティア』によると、クラブは14日にもフランシスコ監督の解任を正式発表する見通しだという。リーグ戦ではビジャレアルCF、デポルティーボ・アラベス、ジローナに3連敗を喫し、順位も15位と低迷。とりわけ、ジローナ戦後半の内容について、同紙はチームに「無力感」が漂っていたと伝えており、これが決定打になった。

 Bチーム(サンセ)からトップチームに昇格し、40歳で初めてトップチームを率いたフランシスコ監督だが、試合内容や結果だけでなく、選手との関係性も問題視されていた。ロッカールームの雰囲気については「葬儀のようだった」とも報じられている。キャプテンのスペイン代表ミケル・オヤルサバルは試合前、指揮官への信頼を表明していたものの、それがピッチ上で表現されることはなかった。

 後任が決まるまでの暫定措置として、レアル・ソシエダのBチームを率いるジョン・アンソテギ氏が指揮を執る見込み。アンソテギ暫定監督は、コパ・デル・レイのCDエルデンセ戦、リーグ戦のレバンテUD戦を担当する予定だ。

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 クラブは内部昇格ではなく、外部から新監督を招へいする方向で調整を進めているそうだ。ホームでの痛恨の敗戦を受け、首脳陣は体制刷新という大きな決断に踏み切った。