【サッカー日本代表】北朝鮮戦のスタメン選考、森保監督が重視するポイントは?
北朝鮮代表戦に向けて抱負を語ったサッカー日本代表の森保一監督。(C)SAKANOWA
「『俺がやってやる』という選手がたくさんいる」「覚悟を持ってファイトしてくれると信じています」
[北中米W杯 アジア2次予選]日本代表 – 北朝鮮代表/2024年3月21日19:23/国立競技場
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) の森保一監督が3月20日、翌日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第3戦・北朝鮮代表戦に向けた公式記者会見を行い抱負を語った。
負傷した三笘薫、負傷明けの冨安健洋、そして虚偽報道問題に揺れる伊東純也と主力を欠くなか、どのような戦いをするのか? 森保監督は次のように語った。
「ヨーロッパから招集させてもらっている選手が多く、長距離移動、時差などもあり、普段持っている100パーセントの力を出せるかというと、そうではないと思います。しかし、それを言い訳にするという話ではなく、その分、チームとして規律を持ち、お互いがカバーし合って100パーセントの力を出すこと、チームとして戦うことが非常に大切だと思っています」
「コンディションは基準になると思います。ただ、そこもハードにトレーニングしても、ハッキリと客観的に把握するのは難しいと思っています。コンディションの良い選手を起用するのが基本。また対戦相手との嚙み合わせで、ウィークポイントをどのように抑え、ストロングポイントをどのように出すのか。そこで変わってくるところはあると思います」
そして、指揮官は基本コンセプトを踏まえたうえで、またこれまでとは異なる選手が活躍してくれると期待を寄せた。
「基本コンセプトがあるなかで戦うところは変わりません。選手が変われば、やることは同じでも表現することが多少違ってくるところはあると思います。違った戦い方というか、選手個々の力とコンビネーションの部分が逆に出せるかなと思っています」
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チーム力を高める機会。長友佑都の復帰はそのあたりの狙いも感じられる。森保監督はそのキッカケとなっていく2試合とも捉えている。
「(不在の選手について)選手たちが一番が残念な思いをしていると思います。まず選手たちの回復を願っていますが、日本にはたくさんいい選手がいます。『俺がやってやる』という選手がたくさんいます。今の日本のなかでベストと言える選手を招集しています。明日その選手たちが思い切って躍動してくれること、難しい戦いのなかで覚悟を持ってファイトしてくれること、粘り強く戦ってくれること、を選手たちが表現してくれると期待したいと思っています」