バイエルン伊藤洋輝がラッキーアシスト! 絶好調オリーズ弾を引き出す。Xマス前、ハイデンハイム戦4-0快勝
バイエルンの伊藤洋輝。(C)Midori IKENOUCHI
左サイドバックで先発、今季最長73分間プレー。
[ブンデスリーガ 15節] ハイデンハイム 0-4 バイエルン/2024年12月22日(現地21日)/フォイト・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部第15節、FCバイエルン・ミュンヘンはアウェーで1.FCハイデンハイムに4-0の快勝を収めた。今季リーグ13勝目を挙げ、2シーズン連続で首位のままウインターブレイクを迎えた。日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)は2試合連続で先発。今回は左サイドバックに入り、ケガからの復帰後最長となる73分間プレーした。
試合は立ち上がりからバイエルンが主導権を握る。15分、右CKからヨシプ・スタニシッチがヘディングで合わせて先制。さらに32分、伊藤の“アシスト”からミカエル・オリーズの追加点が生まれた。
ハイデンハイムのGKが弾いたボールを伊藤が右足でシュート。倒れ込んでいた相手DFの足に当たってボールのコースが変わり、逆サイドに流れたところを、現在絶好調のオリーズが押し込んだ。
媒体などによってはアシストが記録されるという“ラッキーアシスト”となった。後半にはルイス・ディアス、ハリー・ケインが追加点を加え、4-0で今年最後の一戦を締めくくった。ケインはこれがブンデスリーガ通算100ゴール関与(78試合)となった。
伊藤は守備面でも安定した対応を見せ、ビルドアップでも落ち着いたプレーを披露。72分にアルフォンソ・デイヴィスと交代するまで、左サイドを支え続けた。
前節のセンターバック起用に続き、左SBとしても、ヴァンサン・コンパニ監督の評価を高めた一戦となった。
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バイエルンは勝点41に伸ばし、2位ボルシア・ドルトムントとは9ポイント差をつけて首位を快走。クリスマス前最後の試合を、完璧な形で締めくくった。




