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【川崎0-1神戸】大迫勇也が直接FK弾「練習いっぱいした」、リーグ1位17ゴール

大迫勇也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

フロンターレ、優勝争いへの挑戦権失う。

[J1 23節] 川崎 0-1 神戸/2023年8月12日19:03/等々力陸上競技場

 J1リーグ23節、ヴィッセル神戸が大迫勇也のゴールで川崎フロンターレに1-0の勝利を収め、首位をキープした。

 アウェーチームは川崎にボールを保持されるものの焦れず、大迫&武藤嘉紀の2トップと機動力ある左MFのジェアン・パトリッキで重圧を与えていく。すると、36分、大迫の抜群のポストプレーからパトリッキが抜け出して、背中に手を当てた大南拓磨がDOGSOで退場処分に(VARの介入により、当初は「PK+イエロー」だったが、ペナルティエリア外だったため「一発レッド」に変更)。

 するとこの直接FKを、『10番』大迫が豪快に叩き込み、これが決勝点となった。

 大迫は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、次のように喜んだ。

「練習いっぱいしたので、本当に決まって良かったです。あの1本が試合の勝ち負けを分けたし、集中してよく蹴れました。(判定が覆ったが、やはりPKのほうが良かった?)FKを決めたほうが相手に与えるダメージは大きかったです。(そのFKにつながったポストプレーも申し分なかったが?)上手く駆け引きに勝てました。相手センターバック二人の間で受けることができましたし、ジェアンの特長も生かせました。いいカウンターだったと思います」

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 また後半途中、大腿部の付け根当たりを傷めて交代を余儀なくされた。大迫によると打撲していた部分がジャンプした際につったそうで、「次の試合は大丈夫だと思います」と語った。

 神戸は14勝5分4敗の勝点47で首位をキープしている。2位横浜F・マリノスが同勝点でしっかり付けている。

 一方、敗れた川崎は神戸と15ポイント差になり、優勝争いへの挑戦権を完全に失った。

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