山本、西、セルジ…鹿島が壮絶なる撃ち合いを制して初のACL決勝進出
西大伍が大一番で技ありの一撃を決めた!(写真は準決勝・水原三星との第1戦)写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
一時はリードを許したが、再逆転に成功。決勝の対戦相手はイランのペルセポリス。
[ACL準決勝 2nd-leg] 水原三星 3-3 鹿島アントラーズ/2018年10月24日/水原ワールドカップスタジアム
※2試合トータル6-5で鹿島が決勝進出
鹿島アントラーズが水原三星とのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦で3-3と引き分け、2試合トータルスコア6-5で初の決勝進出を決めた。
鹿島は山本脩斗のゴールで先制したものの、その後、3失点を喫して、一時トータルスコア5-4と逆転される。しかし、さらに勢い付く相手に対し、64分、西大伍がペナルティエリア内でアウトサイドにかける技ありシュートをポストに当てながら押し込み、トータル5-5に。さらに82分、西のスローインから鈴木優磨のポストプレーから出たボールを、セルジ―ニョが鮮やかに突き刺し、再びトータル6-5とリードした。
アウェーゴールでも上回り、鹿島は1失点喫しても勝ち上がれる状況に。最後はクォン・スンテ、昌子源、チョン・スンヒョンら守備陣を中心に守り切って、決勝にコマを進めた。
決勝は11月3日にホームゲーム、10日にアウェーで行われる。対戦相手はイランのペルセポリスで、こちらも初の決勝進出だ。
文:サカノワ編集グループ