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【鹿島】鬼木監督が4度繰り返した「チャレンジ」。次なる高みへ向かう課題とは――

鹿島の鬼木達監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

この特別大会、思い切って振り切り“挑める”か

[特別大会 地域3節]鹿島 – 柏/2026年2月21日16:00/メルカリスタジアム

 特別大会「J1百年構想リーグ」地域リーグラウンド第3節、鹿島アントラーズがホームで柏レイソルと対戦する。

 鬼木達監督は1-0で今大会初勝利を収めた前節14日の横浜F・マリノス戦後の記者会見で、四度繰り返した言葉があった。

 それが「チャレンジ」だった。

 一つ目は、攻撃時の積極性だ。サポーターの熱量が選手を後押ししたことに感謝を示しつつ、鬼木監督は「もっともっとチャレンジしてほしかった」と振り返った。

 鈴木優磨らが背後を狙う動きを続けた。しかし鹿島の中盤から最終ラインにかけて強いプレッシャーを受けるなか、そのスプリントに合わせようとするトライはほとんど見られず、ボールを下げてしまう場面が目立った。指揮官は、前線との距離感を保ちながら、フィードやパスを差し込む勇気を求めていた。

 二つ目は、勝負どころでの決断だ。

 決勝点の起点となった柴崎岳の判断とロングフィードの精度、そして鈴木との呼吸の合った連係を高く評価。「最後に判断して、チャレンジできるかどうかが大きい」と語った。チャンスを察知した瞬間に、その域に踏み込めるかどうか――その差が結果を左右したという認識だった。

 三つ目は、ボール保持の質の向上だ。

 ビルドアップについては「狙い自体は悪くない」としながらも、局面に関わる人数や立ち位置、前進か保持かの判断基準について「もっと研ぎ澄ましていきたい」と強調。より高いレベルでのチャレンジを促していた。

 そして四つ目は、個々の姿勢だった。

 先発した樋口雄太には、「ボールへのチャレンジ」という言葉で評価しつつ、さらにゴール前へ関わる回数を増やせるはずだと期待を寄せた。豊富な運動量に加え、得点に直結するプレーへの挑戦を求めた形だ。

 勇気、決断、質、姿勢――。鬼木監督が四度口にした「チャレンジ」は、鹿島がこの“失うもののない”特別大会で、思い切って振り切るためのキーワードでもある。

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 昨季リーグ制覇を果たした鹿島と、激闘を繰り広げた2位・柏の一戦、勝利のためにも、思い切って挑んでもらいたい。