「1年ごとに生きている」ネイマールが引退を示唆、北中米W杯出場は…

ネイマール 写真:上岸卓史/Takashi UEGISHI

3月シリーズでの招集の有無が人生の岐路に

 ブラジル1部(セリエA)サントスFCに所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar)がこのほど、自身の去就について揺れる胸中を明かした。『スカイ・スポーツ』によると、ネイマールは「1年ごとに生きている」と語り、シーズン終了後の現役引退の可能性を否定しなかったという。

 34歳のネイマールはサントスに復帰して2年目を迎え、契約は2026年末まで残している。今夏の北中米ワールドカップ(W杯)出場を目標に掲げ、今月ついに左膝の大ケガから復帰して戦列に戻った。

『スカイ』はセレソンのスーパースターがブラジルメディア『Caze』で語った言葉を引用して伝える。「これからどうなるか分からない。来年のことも分からない。12月になったら引退したいと思うかもしれない。今は1年ごとに生きている」と、引退について言及したのだ。

 また、「最終的には自分の心が決める。今年はサントスにとっても、ブラジル代表にとっても、そして自分にとっても非常に重要な1年になる。今季を100パーセントの状態で戦いたい」と強調した。近年は負傷に悩まされてきただけに、コンディション面に加えて、そのモチベーションが去就に影響する可能性は十分ある。

 ネイマールはブラジル代表として128試合・79得点で同国史上最多スコアラーとなっている。これまでW杯には三度出場してきたが、まだ手にできずにいる“世界一”のタイトルを欲している。

 カルロ・アンチェロッティ監督はこれまで、ネイマールについて、傑出したタレントであると称賛する一方、W杯でのブラジル代表入りには、コンディションと争いの中で決めると常に語ってきた。

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 ブラジルの至宝はまずW杯出場を目指し、目の前のプレーにすべてを懸ける。フランス代表、クロアチア代表と対戦する3月シリーズに招集されるかどうかが人生の岐路になる。