【日本代表】4バック復活はあるか!? 冨安辞退は誤算も…伊藤洋輝復帰で可能。鈴木唯人ら”最大値”を引き出せる
日本代表の4バック案:4-2-3-1(C)SAKANOWA
森保監督は4バック&3バックの“同レベルの併用”を掲げているだけに
[国際親善試合] 日本代表 – スコットランド代表/2026年3月29日2:00(現地28日)/ハムデン・パーク(グラスゴー)
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)まで3か月を切るなか、英国遠征に臨んでいるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は、日本時間3月28日26時(=29日2:00)からスコットランド代表とグラスゴーで対戦する。
両チームともに北中米W杯の出場権を獲得している。FIFAランキングは日本19位(アジア1位)、スコットランド38位(ヨーロッパ19位)。
この3月シリーズでの注目の一つが、試合開始からの4バック採用があるかどうか。カタールW杯後の森保一監督・二次政権では、3-4-2-1が基本布陣として定着した。ただ一次政権では4-2-3-1と4-3-3がメインで、3バックはオプションだった。
森保監督はあくまでも、3バックと4バックの併用により、あらゆるシステムを同じレベルでこなすことをテーマに掲げてきた。ただし、北中米W杯アジア最終予選以降は最終ラインの相次ぐ負傷離脱もあり、試合開始からの4バックは採用されていない。
今回、冨安健洋が当初メンバー入りしたものの、ケガにより不参加となった。冨安はアーセナルFCとアヤックス・アムステルダムで4バックのサイドバックを主戦場としており、さらに伊藤洋輝も戦列に加わったことで、“4バック再採用”が現実味を帯びていた。
それだけに冨安の参加辞退は、少なからず誤算になったに違いない。それでも例えば伊藤は、所属するFCバイエルン・ミュンヘンで左サイドバックとセンターバックの両方でプレーしている。
伊藤が日本代表でもセンターバックでプレーできるか。そこがフィットすれば、板倉滉と町田浩樹がW杯本番の戦力として読めないなか、チームにとって大きなプラスになり得る。同時に左SBに鈴木淳之介を起用する選択肢も生まれる。
負傷で不参加となった安藤智哉に代わり、サイドを主戦場とする橋岡大樹が招集されたこと、さらに菅原由勢も招集されている点を踏まえても、森保監督が4バックを視野に入れていると考えられる。
また、日本代表では結果を残せていない鈴木唯人だが、SCフライブルクでは4-2-3-1のトップ下で活躍している。鎌田大地や堂安律のトップ下起用も選択肢となるだけに(久保建英も起用されてきたが、相手のプレスを受けると苦しむ場面もあった)、W杯前に試しておきたい狙いがあるのではないか。
3バックでスタートし、試合途中から4バックに変更する――。それはこれまでも見られてきた形だが、相手の強度が落ちた状況での変更が多く、判断材料としては限定的だったと言える。
むしろ、4-2-3-1のほうが個々の能力の最大値を発揮できそうでもある。森保監督がどのような選択をするのか注目される。
日本代表はこのスコットランド代表戦のあと、中2日でイングランド代表とウェンブリー・スタジアムで対戦する。そのため先発メンバーはローテーションされる。
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