大丈夫か…久保建英が左肩を傷め途中交代、応急処置でプレー続行も…ELレアル・ソシエダはオモニアに勝利。日本代表のW杯メンバー発表11/1を控え
レアル・ソシエダの久保建英。(Photo by Octavio Passos/Getty Images)
約10分間はプレーを続ける。
[EL GS5節] オモニア 0-2 R・ソシエダ /2022年10月13日21:00(日本時間14日4:00)/GSPスタジアム
UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ(GS)5節、スペイン1部レアル・ソシエダ対キプロス1部オモニア・ニコシア戦、日本代表MF久保建英が左肩を傷めてハーフタイムに交代を余儀なくされた。カタール・ワールドカップ(W杯)に臨むサッカー日本代表メンバーが11月1日に発表されるが、不安を残すアクシデントとなった。
アタッカー陣に負傷者が相次ぐレアル・ソシエダだが、ダビド・シルバの離脱により、新たなバランスを模索する一戦に。4-3-3が採用され、久保は右ウイングに入り、公式戦4試合連続でスタメンに名を連ねた。
試合開始からほぼレアル・ソシエダが主導権を握るなか、スコアレスで迎えた32分、久保が右サイドのライン際でボールを持ってドリブルを仕掛ける。その際、186センチと大柄な左SBヤン・レチヤクスに腕を絡められて転倒。左肩に手をやって、痛そうに顔をしかめた。
久保はチームドクターから肩や首のあたりを補強するテープを巻く応急処置を受けて、再びピッチに立った。前半残り約10分間、心配された左腕も上げて指示も出し、ドリブルやコーナーキックからチャンスも作っていった。
そして前半アディショナルタイム、アーリー・クロスからこの日の左ウイングに入ったロベール・ナバーロが決めて、レアル・ソシエダに先制点をもたらした。
しかしハーフタイム、久保はやはり交代に。代わってパブロ・マリンが投入された(ミケル・メリーノも下がり、ブライス・メンデスが加わる)。
21歳のレフティは大事をとっての交代か、あるいは精密検査などが必要なのか……。今季好調をキープしてきた日本代表のキーマンなだけに、そのケガの程度が心配される。
試合は後半開始早々、スペイン代表MFブライス・メンデスが追加点を奪取。そしてレアル・ソシエダが、若手選手も起用しながらそのまま2-0で逃げ切った。
レアル・ソシエダは5連勝の勝点15でGS1位をキープ。来週の日本時間11月4日2時45分からGS最終6節、3ポイント差の2位マンチェスター・ユナイテッドとホームで戦う。
1位が決勝トーナメント、2位がプレーオフに進む。両チームの2位以上は確定している。
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