「ポジティブにやっていく」と遠藤航は前向き。シント=トロイデン今季3敗目
シャルルロワ戦に先発したシント=トロイデンの遠藤航。(C)STVV
アウェーでシャルルロワに0-1。冨安、鎌田はフル出場。
[ベルギー1部 13節] シャルルロワ 1-0 シント=トロイデン /2018年10月30日/スタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワ
シント=トロイデンがアウェーでシャルルロワに0-1で敗れ、今季リーグ戦3敗目を喫した。これで4勝6分3敗で7位のまま。日本人選手のうち、遠藤航、冨安健洋、鎌田大地の3人が先発し、冨安と鎌田がフル出場している。
フランス語圏のシャルルロワでの一戦、シント=トロイデンはミスが目立ち、なかなかチャンスを作れない。迎えた65分、逆にクロスからヘディングシュートを決められて先制点を与えてしまう。75分には遠藤がベンチに退き、より攻撃的な陣容にして反撃を試みたものの、最後までゴールを割ることができなかった。鎌田も前節の昨季王者クラブ・ブルージュ戦(△2-2)に続くゴールは決められなかった。
ボランチで出場した遠藤は、次のように振り返っている。
「チーム全体として、良い形でボールを受けられない場面が多く、展開が苦しくなってしまいました。ただ、狙いは悪くなく、 立ち位置(ポジショニング)は良かったので、 あとはミスをなくすところかなと思います。
今日は結果を残せませんでしたが、 大事なのはチームとしてポジティブにやっていくこと。個人としてもボールを受けるとか、そういうところは悪くなかったので続けつつ、 チームとしてゴールに向かっていくために、 いい準備をしていきたいと思っています」
また、最終ラインに入った冨安は、次のようにコメントしている。
「DFとしては、(失点)ゼロに抑えるゲームをしなければいけなかった。スタジアムの雰囲気、それに連戦だったこともあり、 全体的に少し難しいところはありました。だからこそ、僕らが抑えなければいけなかったのですが、 イージーな形で失点してしまった。
こういうときだからこそ、チームがバラバラにならず、 自分たちを信じてやれるか、 監督もそういうことを求めていると思います。 いつもチーム一つになってやろうと。
自分たちを信じてやることができれば、上位チーム相手でも勝点を獲ってきていますし、 バラバラにならないことが大事だと思っています」
ここ3試合遠ざかっている白星がそろそろほしいところ。次節は11月4日(日本時間の5日4時)、ホームでズルテ・ワレヘムと対戦する。
文:サカノワ編集グループ