2010年から讃岐の素地をこねて固めた北野誠監督が今季限りで退任に
カマタマーレ讃岐のサポーター。(C)SAKANOWA
チームは来季J3降格のピンチに立つ。
カマタマーレ讃岐の北野誠監督が、今季限りで退任することが11月6日に発表された。2010年からチームを率いて9シーズン目を迎え、四国リーグからJFL、J2昇格を果たしてきた。讃岐の素地をじっくりとこねて固めてきた一人者。後任はシーズン終了後に発表される予定だ。
北野監督は1967年7月17日生まれ、香川県出身。現役時代のキャリアは、帝京高校―日立(現・柏レイソル)―京都サンガF.C. 。指導者として、京都ジュニアユース、ロアッソ熊本監督などを経て、2010年から現職に就いた。
今季の讃岐は7勝10分23敗で最下位に沈んでいて、J3降格圏の21位以下が確定している(21位のロアッソ熊本と並び勝点31)。FC琉球のJ3優勝が決定していて、J2最下位チーム(熊本か讃岐のどちらか)の降格は確定している。また、J2クラブライセンスのあるクラブが2位以内に入れば、熊本と讃岐の両チームが降格する。
北野監督の意向で、今回の発表に際してのコメントはなく、11月17日のJ2・42節の京都戦終了後の最終戦セレモニーであいさつをする。
文:サカノワ編集グループ