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【浦和 0-1 鹿島】ついに8試合ぶりの決着、GK早川友基スーパーセーブ連発

鹿島のGK早川友基。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

決勝ゴールの鈴木優磨「情けない試合、これでは優勝できない」

[J1 30節] 浦和 0–1 鹿島 / 2025年9月20日19:03 / 埼玉スタジアム2002

 チケットソールドアウト5万3301人が訪れたJ1リーグ30節、浦和レッズ 対 鹿島アントラーズの一戦、鹿島が鈴木優磨のゴールを守り切り、1-0の勝利を収めた。これまでリーグ戦7試合連続で引き分けが続いていたカードだが、ついに8試合ぶりに決着がついて。

 鹿島は14分、プレスをかけて浦和にバックパスを選択させていく。するとGK西川周作からCBダニーロ・ボザへのパスがズレる。そこにプレスをかけていた鈴木が左足でシュートを流し込み、先制に成功した。

 ただ、そこからは浦和が主導権を握る。ボールポゼッションでは大きく上回り、金子拓郎、渡邊凌磨らが決定機を作っていったが、日本代表GK早川と植田直通とキム・テヒョンらが固める壁に阻まれ決め切れない。

 試合終盤、浦和は小森飛絢、イサーク・キーセ・テリンの2トップ、中盤に中島翔哉、関根貴大、ボランチに渡邊という攻撃的な布陣でゴールを目指す。

 最後はテリンが決定的なシュートを放ったが、これも早川が弾いてみせた。

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 鈴木優磨は試合後のフラッシュインタビューで、「情けないゲームで、これでは優勝できない。先制されてもこれだけ押し込まれるサッカーは限界が来る。ボールを受けるのを怖がる選手が多く、こういう舞台だからこそ、『やってやる』という選手がもっと出てこないと優勝できない。チームとしても浦和のビルドアップにはチャンスがある、隙がある見ていて、二度追い、三度追いすることでチャンスは来ると思っていたので、神様がボールをくれました」と語った。