DAZN問題、ひろゆき氏も言及するなど波紋広げる。W杯視聴需要の高まりで契約トラブルが表面化
DAZNのロゴ (C)SAKANOWA
ワールドカップをきっかけに、積み重なってきた不満や疑問が可視化
DAZNは6月11日、「DAZN Soccerの一部期間でのご契約についてのお詫びと今後の対応について」と題した声明を発表し、一部ユーザーに混乱を招く表示があったとして謝罪した。
発表によると、5月30日から6月11日午後8時までの期間において、サッカーコンテンツ向け年間プラン「DAZN Soccer」に関し、一部で月額プランと受け取れる記載が表示されていたことが判明。また、その後の問い合わせ対応でも、一部利用者に混乱を招く案内があったとしている。
DAZNは「お客様には、ご心配、ご不快な思いをさせてしまいましたこと、心より深くお詫びいたします」と謝罪。対象期間中に加入したユーザーのうち契約継続を希望しない利用者に対し、解約や返金を含む個別対応を進める方針を示した。
さらに、希望者については「DAZN Standard」の月額プランへの変更も受け付けるという。対象者には順次連絡するとともに、チャット窓口からも手続きを受け付けるとしている。
この問題を巡っては、インターネット上でさまざまな意見が噴出。実業家のひろゆき氏(西村博之氏)も、自身のSNSでこの問題に関連して言及した。
ひろゆき氏は「お客さんから文句言われてカード決済がキャンセルになった場合は、カード決済会社側にチャージバックという罰金を払う事になるので、迂闊な事をしてる会社は損することになります」と投稿。なお、引用していた投稿はその後、違反により削除された。
今回の騒動の背景には、DAZNが国内配信権を保有するFIFA北中米ワールドカップの放映を巡る注目度の高さがあり、日本代表戦のみならず、多くのサッカーファンが視聴方法を調べるなか、契約体系や料金プランへの関心が一気に高まった。
また、DAZNの利用を巡っては、「DAZN年間視聴パス」など他のサービスについても、購入から視聴開始までの導線が分かりにくいとする声が以前からネット上で見受けられた。
加えて有料サービスでありながら、コンテンツの視聴開始と同時にCMが流れること、昼間の時間帯からアルコール飲料のCMが流れていることなど、一部視聴者からは不満の声も上がってきた。
そうした不満や疑問が積み重なるなか、国民的イベントであるワールドカップをきっかけに、改めて契約や視聴環境に関する課題が可視化された形と言えそうだ。
DAZNは今回の声明で「今後は再発防止に努め、より分かりやすいご案内とサービスの提供に取り組んでまいります」としている。
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