【W杯】日本に0-4惨敗のチュニジア、主力DFが涙の訴え「修正ではなく、毎回すべて壊して再構築している」

チュニジア代表のルナール監督。写真:新華社/アフロ

ルナール監督を招へいも、焼け石に水

[北中米W杯 GS第2戦]日本 4–0 チュニジア/2026年6月21日13:00(現地20日)/エスタディオ・モンテレイ

 FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)グループステージ(GS)F組のチュニジア代表が日本代表に0-4の大敗を喫した。スウェーデン戦(●1-5)に続く大差での2連敗で、1試合を残してGS敗退が決まった。

 チュニジアは初戦でスウェーデン代表に1-5で敗戦。その後、フランス人指揮官のサブリ・ラムシ監督を解任し、後任にフランス人のエルヴェ・ルナール監督を緊急で招へいした。しかし就任からわずか3日、日本代表を相手になす術なく敗れた。

 試合後、フランス1部OGCニースに所属するDFアリ・アブディは『beINスポーツ』のインタビューで涙ながらに心境を語った。

「サポーターに謝りたい。私たちに何が起きているのか理解できない」

 この大敗について、就任直後のルナール監督にも謝罪したという。一方、アブディは強い憤りも隠さなかった。

 チュニジア代表として48試合に出場している左サイドバックは、チュニジアサッカー連盟が簡単に体制を変えてきたことに疑問を呈した。

「チュニジアのサポーターには謝罪したい。しかし、あちこちに情報を流して楽しんでいる人たちには謝らない。それは国の利益にならないから。私たちには取り組む時間がない。問題点を修正するのではなく、毎回すべて壊して再構築している。ワールドカップに来ているのは、普段一緒にプレーしていない選手たちだ。競争力のある代表チームを作るには時間と安定が必要だ。数試合こなしただけでワールドカップの準備はできない。何年もかけて準備してきた相手と戦うのだから」

 今年1月のアフリカ選手権で優勝を逃し、監督交代が起きた。そこから新戦力も呼ばれたものの継続性を欠き、結局、今大会はノーインパクトに終わった。

 チュニジアは現地時間6月26日にカンザスシティで行われるオランダ代表戦で、最後の意地を見せられるか。

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