塩貝健人「昔のブラジルは強かった」発言が波紋、セレソン発奮材料に。主将マルキーニョス「私たちは謙虚に戦う」。北中米W杯 日本代表はラウンド32で敗退
塩貝健人 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「私たちよりも自信を持って臨んでいる」と語った真意とは――
[北中米W杯 ラウンド32]ブラジル 2-1 日本/2026年6月30日2:00/ヒューストン・スタジアム
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は佐野海舟の代表初ゴールで先制したものの、カゼミーロとガブリエウ・マルティネッリに得点を決められ、ブラジル代表に1-2で敗れた。
この試合前、塩貝健人が「(ブラジルの印象は?)昔は強かった、というイメージです。今の僕たちだったら圧倒できる力があると思う」と発言したことが、ブラジルで大々的に報じられた。試合終了後には、マテウス・クーニャが塩貝を見つけると「5回優勝しているんだ」とユニフォームの星を示し、指を下にして見せてスタッフに割って入られたシーンが、ネット上で拡散された。
さらにブラジル代表のキャプテンであるマルキーニョスは試合前日の記者会見で「日本はとても良いチーム。主力の選手が揃い、ここまで素晴らしい結果を残している。私たちよりも自信を持ってワールドカップに臨んでいる」と、大きなビジョンを掲げていることに言及していた。さらにマルキーニョスはこの試合前、ブラジルメディアから塩貝のコメントを聞かされて、次のように答えていた。
「相手チームが私たちを鼓舞するために、そのようにコメントしてくれるのは良いこと。アメリカに1か月滞在しているが、私たちは常に謙虚な姿勢で取り組んでいる」
王国セレソンが受けるプレッシャーは並大抵ではない。むしろ、そういったモチベーションにつながる発言があれば、ピッチ上でチームを一つに団結する大きな力にもなる。ブラジルの主将は、そう語っていた。
試合後には、センターバックでフル出場したガブリエウ・マガリャンイスが整列する塩貝のもとに歩み寄り、何か耳打ちするシーンもあった。
もちろん、レジェンドの元セレソンであるロナウド氏の「オランダは避けたい。日本かスウェーデンなら簡単に勝てる」といった発言を受けてのコメントだったと見られる。しかし大一番を前にした若手の一言が、5度の世界王者になってきたセレソンのプライドを強烈に刺激したようだ。
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