【移籍】鈴木彩艶はパルマ残留も。アジア制覇→ビッグクラブへのシナリオ浮上! エミリアーノ・マルティネスのユベントス行き消滅で情勢変化
鈴木彩艶 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
PSGからオファーの一方、ユベントスと再交渉もあり得るが――。
FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)での活躍を受けて今夏の移籍マーケットで注目を集めるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)だが、イタリア・セリエAパルマ・カルチョ1913に残留する選択肢も浮上してきた。
『スカイ・スポーツ・イタリア』によると、ユベントスFCは今夏の獲得を目指していたアストン・ヴィラFCのアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスについて、金額面で折り合わず獲得を断念したと報じた。
そもそも鈴木はこの夏、エミリアーノ・マルティネスのユーベ移籍が実現した場合、アストン・ヴィラが後継者として獲得を検討していると報じられてきた。そうしたなか、ユベントス、さらにパリ・サンジェルマンが鈴木獲得に乗り出した。
ユベントスにとっては、マルティネスに続く候補ということになる。また、パリSGが鈴木獲得のオファーを出したが、獲得後にレンタルによる放出を検討しているという。欧州王者はあくまでも将来の守護神候補として育てる方針だとされる。
こうした状況を整理すると、鈴木がまずあと1年、パルマに残留することも選択肢に入る。鈴木はパルマと2029年6月までの長期契約を締結している。昨季の大ケガから復活できたクラブへの恩義もあるだろう。
もちろん、パルマがセリエA残留を果たし、さらに上位進出できるかは読めない。クラブとしても“売り時”を見定めており、このあたりは駆け引きになる。
例えば、パルマに残留し、鈴木が来年1月のアジアカップでの優勝を目指す。日本代表にタイトルをもたらし、さらに評価を高めて、改めて1年後の移籍マーケットにかける――というシナリオも考えられる。
資金面の問題で獲得を見送ったユベントスが、再び鈴木獲得に動く可能性も残されている。ただ、鈴木自身が次のステップとして視野に入れるのは、プレミアリーグをはじめとした欧州トップリーグ、そしてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)でコンスタントに戦えるクラブだ。
ワールドカップを挟んでの移籍市場は、ビッグタレントにアクシデントが起きない限り、あまり大きな動きがない傾向にある。セリエA開幕も迫るなか、鈴木がどのような決断を下すか――。
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